オタク日記
(倉庫: 2006 年分)
目次
12/2/06 (Sat) Mac でオタク (その 2): Jumming vs EBView
11/25/06 (Sat) Mac でオタク (その 1): Parallels
11/11/06 (Sat) Mac でもオタク稼業は楽じゃないぞ
10/28/06 (Sat) マカーは楽ちん(か?)
9/30/06 (Sat) 出もどりマカーになった
9/23/06 (Sat) Python-2.5
8/26/06 (Sat) 日本語スパムと闘う
7/22/06 (Sat) KDE にしてみたら
7/15/06 (Sat) Skype に挑戦
6/17/06 (Sat) やむなく固定 IP に
6/3/06 (Sat) Linux で電子辞書
5/28/06 (Sun) BasiliskII 復活
5/14/06 (Sun) Unicode への道 (その1)
4/29/06 (Sat) アンチエイリアスフォント (その 6)
4/15/06 (Sat) アンチエイリアスフォント (その 5)
3/19/06 (Sun) Myhome server がダウン
12/2/06 (Sat): Mac でオタク (その 2): Jamming vs. EBView
先週までで Parallels による Linux 環境の整備は終ったと思っていたのですが、 その後もいくつか手当しないといけない事が残っていました。
- 表示分解能の設定。その後も 1440x900 を実現しようと、
いろいろやってみたのですが、どれもうまく行きませんでした。
まず、Gnome の Administration -> Monitor の設定はうまく行かない。
(1440x900 と設定すると、何故か xorg.conf の Modes
の行が無くなってしまう。)gtf
というコマンドを知って、それで得た情報を使って、手で ModeLine
と Modes 行を入れたら、それらしいサイズになるが、display
の下の 50 画素くらいが蹴られてしまう(表示されない。)
なので、やっぱり 1280x960 に逆戻り(悔しい!)。
- Parallels Desktop に Linux を導入した頃から、
何となく動作が遅くなったような…。
(全体的に、ではなく、時々パタッと止まる感じ)。
で、一度など、とうとう MacOS X
が応答しなくなってしまい、これにはさすがに「PD
はまだ使えないかも」と思った。(Shutdown
するのに、初めてパワースィッチを使ったぞ。)
どうも device
へのアクセスが競合しているせいらしい。PD の方で、CD drive
と USB へのアクセスを disable してしまったら、この現象は起きなくなった。
明らかにオーバキルだけど、WS としては MacOS
X、サーバ用(とターミナル用:-p) には Linux
と使い分けるつもりなので、まあこれで問題無いだろう。
- 私にとっては、その「静かさ」が Mac Pro のウリの一つだったのですが、結構うるさい事も…。 Parallels Destop と Firefox を開いたまま Skype をやってると、ヒューンという音が結構大きくなり、どうも、Mac Pro の内部のファンから出ているらしい。Skype を止め、Parallels を止めて、CPU 負荷が殆どない状態(5 % 以下)にしても変化なし。そのまま一時間程放置してもダメだった。でも reboot したら直って、その後は症状が出ていない。(うーむ、なんだかなぁ。 F/W のバグか?ちょっと心配になった。)
最初に試したのは、もちろんジーニアスに附属していた「電辞萬」ですが、 これはそもそもインストーラが動かない。
で、Internet 上をうろうろしていると、Jamming という辞書検索ソフト(シェアウェア)にいきあたりました。 MacOS X 10.4.8 に対応してる、とあって、 何の問題もなくバイナリをインストールできた。 設定も簡単で、すぐにこんな表示が得られました。EBView での「尻切れトンボ」の問題も無く、他の辞書達の表示もなかな良好ですが、ちょっと問題が…
- 日本語が入力できない…。
ことえりで日本語に変換された時点で豆腐になる。これは困った。
(広辞苑や新英和大事典が満足に使えない。)
- scroll-bar を上げ下げしていると、表示可能な範囲が、
だんだんずれてくる。
(例えば、長い定義を最後まで読んだ後、目一杯 scroll up
しても見出し語が見えなくなる。)
- 時々とんでもなく待たされる。 起動時とか見出し語を入力した後とか、時々何十秒と待たされる事がある。
で、もうちょっと EBView と遊んでみようかな、と。要は stop-code を別のものと置き換れば良いはず。(以前はそれがうまく行かなかった。)
- eb-4.2-12.i586.rpm に含まれる ebstopcode で Genius
をスキャンして、stop-code の候補を探す。
$ ebstopcode -l 0 genius_ej GENIUS
(genius_ej は辞書が置いてあるディレクトリ、GENIUS は副本のディレクトリ) 前回同様、やはり前書きしかスキャンしてくれず、stop-code は "0x1f41 0x0100" しか見付からない。 -
ebinfo で、
fukuda@qualinux:~/Dicts% ebinfo genius_ej ディスクの形式: EPWING 文字コード: JIS X 0208 副本の数: 1 副本 1: 題名: ジーニアス英和大辞典 ディレクトリ: genius 検索方式: 前方一致 後方一致 複合 メニュー フォントの大きさ: 16 24 30 半角フォントの文字: 0xa121 -- 0xa528 全角フォントの文字: 0xa121 -- 0xa620
の情報を得て、 -
genius_ej_app というディレクトリを別に作って、その下に "genius"
のみ含む、catalogs.app と、
character-code JISX0208 stop-code 0x1f41 0x0100
という内容のgenius.app を作り、そのディレクトリで、"ebappendix ." を実行すると catalog と genius/appendix が作成される。 (EB のマニュアルによると、catalogs と furoku ができるはずなんだが…。) - EBView を起動して、"Tools" -> "Dictionary Search" -> "Dictionary Group" へ言って、同辞典を選び、右側に表示される "Appendix Path" に、先程の directory (/home/xxxx/Dicts/genius_ej_app) を指定。
で、あとは 色々な stop-code について 3 -> 4 を繰り返すのだけど、 まず最初にジーニアス英和・和英のための stop-code を試す事にした。つまり
stop-code 0x1f09 0x0001としたのですが、なんとこれが、一発正解。 きちんと全部表示されるようになりました。(おっかしいなぁ、前回も一番に試したはずなのに。 どっか手順を間違えたのかな。)
Jamming と比べての長所は、勿論日本語の入力ができる事の他に、 串刺し検索に際して、任意に辞書の組合せを選べる事。Jamming は、「全部」か「一つ」の選択肢しかないのですが、 比べてみて EBView の仕様の有難さがわかりました。 あらためて、EB 及び EBView の作者の方々に感謝です。
11/25/06 (Sat): Mac でオタク (その 1): Parallels
11/11/06 の日記に書いたように、何とか Mac Pro でも、Linux での環境を再現しようとしていますが、既に最初の段階から妥協を余儀なくされて、 ちょっと意気沮喪気味。 で、やっぱり Linux 環境も要るよなぁ、と。 (←新しい環境を極めようという意欲と根気が足りない。) そうなると「エミュレータ」が最初に思いつく解ですが、VMware for Intel Mac はまだリリースされないし、Parallel Desktop はコンパチビリティに問題が多いと聞いているし…。
それやこれやでなかなか踏み切れずにいたのですが、Linux Magazine 12 月号の "The 2006 Holiday Shopping Guide" という記事に曰く「MacBook Pro を買いなさい! そうすれば Parallels で他の OS は何でもインストールできるし…。」 とりわけ Windows (XP or Vista) をインストールする場合には "The Parallel Installation Assistant" が自動で殆んどやってくれるんだとか。
Mac を勧めるなんて Linux 雑誌にあるまじき行為ではありますが、既に Mac に転向しかけている私としては、何となく共感が持てる内容です:-p 何より、詳しい説明なしに「ほいっ」と勧められると、 返って信用してしまうから不思議。
早速 Parallels のサイトへ行ってみると、2 週間の試用ができるとの事。 おお、なんだか自信有りげで、好感度アップ。 無償のツールや試用版をダウンロードしようとすると、 「結局どうやれば良いんだ?」「ったく面倒だよなぁ、1 時間もかかってしまったぞい」てなサイトが多いなか、Parallels さんのところでは、すっきり短時間で登録・ダウンロードが終り、 ほどなく、activation key も送られてきました。 (関係無いところで八つ当たり気味ですが、それにしても某 MS の Visual C++ Express Edition は酷い。 設定を修正するためのビデオを作る暇が有るなら、 さっさと直した版を作れば良いのに…。)
送られてきた activation key の中の "O" が "0" と識別できずに 10 分程悩んだ他は:-)、インストール・activation ともに順調に推移。
ふむ、なかなかよくできているなぁ、と感心しながら Linux のインストールに進む。手許に FC5 のRescue disk しか無かったので、例によってこれと network install できないか、と「すけべ心」を出したけど、何故かこれはダメでした。 Error も出さずに、preperating installation のところで先に進まなくなる。 ハングというわけではなく、network が繋がってない、というか何か外へ出ていけてない様子。 そもそも、package が有る FTP サイトのディレクトリとして、でたらめなところを指定しても、Error さえ戻さない。Parelles Desktop が提供するネットワークを、FC がうまく設定できないに違いない。
まあ、今回は始めての事なので、あまり突飛な事はやめよう、 という事で、久し振りにインストール CD を焼く事にした。 ちょっと迷ったけど、この際だから一挙に FC-6 にしてしまおう。(あれ、突飛な事はやめておくんじゃなかったの?:-) しかし、Firefox からではダウンロードがうまくいかない(途中で止まってしまう)。Mac から Linux machine に変えてもだめ。そう言えば以前から Firefox はこの目的には使えなかったような気がする。で、wget でトライ。でも、やっぱり止まる。 mirrors.kernel.org に河岸を変えたら、うまく行った。(しかも、スループットが 5 Mbps 近くまで出た。これまでずっと、我が家の CATV は 2 Mbps くらいが精一杯だろうと思っていたので、嬉しい驚き。 それだけ米国のサイトは遅いのが多いって事か?)
このサイトを指定すれば Network Install もうまく行ったのでは、という気もするけど、まあ、CD-ROM install 路線ををとりあえず継続。Mac で iso image を焼く、というのが面倒そうだったので、Linux でやる事にする。しかし、それでさえ、なにしろ久し振りの事とて、
sudo cdrecord -v -dev=ATAPI:1,0,0 FC-6-i386-discN.isoの ATAPI: とするところを忘れていたりした…。書き込みに 5 分、fixation に 30 秒なんで、ドライブは結構速い方だと思うんですが、それでも、5 枚も CD を焼くのは結構大変。
さて、いよいよインストール開始。Parallels.app を起動して、Custom Installation を選択、画面に従って
- Memory: 256 MB -> 512 MB
- HDD: 8000 MB -> 16000 MB
電源 ON で、通常通りの Linux のインストールが始まる。 が、しかし、media check でことごとく引掛ってしまった…。 一旦、インストールを中断して、Linux の sha1sum で iso image file を確認してみたけど、いずれも異常無しとの結果。ふーむ。 これまでの経験(例えば、FC-3test) では、こういう場合は焼き直しても直る可能性は少ない。 一方、インストールを強行しても大抵は途中で止まった。 これは別のサイトからダウンロードするところからやり直しか? かなゎんなぁ…。
ま、しかし試してみるにしくはない、と敢えて「強行」してみました。 CD-ROM に不安があるので、package は最小限(program 開発環境のみ)に留めた設定をし、インストールを開始。 必要だったのは、Disc 1 〜 3 のみでしたが、何のトラブルも無く、インストールは完了。 なぁんだ「案ずるより…」だなあと安心したのも束の間、 X11 に移行したら、TV で同期外れになったような画面になってしまう。 うーむ、一難去ってまた一難。通常はインストールしたら、即 default run-level を 3 に戻すのですが、画面が正常に表示されないので、root としてログインすることすらできず、その後 /etc/rc.init を編集する事もできない…。 ったくなんでこういうの (run-level = 5) がインストール直後のデフォルトになってるんだ? といういつもの嘆きが、より切実なものに思えます。 (でも、本当にデフォルトなのか? インストールの前後にも何も聞かれなかったよなぁ、確か。)
Text Mode でインストールしたらどうだろう、と私には珍しく柔軟かつ妥当な発想。 最小限の構成(今度は開発環境もパス)を選んでインストールしたら、CD は 1 と 2 だけ要求されて、10 分あまりで終了して、期待どおり run-level = 3 で prompt が出た。良かった。しかも、 xorg に関して何の変更もなしで、startx で X11 がきちんと表示された。 (Gnome がデフォルトになっている。) ちょっと感激!ナイスセン→私。 (でも、じゃあなんで最初は自動設定に失敗したんだ?)
とりあえず Parallel Desktop がらみの critical な所は通過できたので、あとはおなじみの楽しい環境設定。 のはずが、これまでとちょっと勝手が違う…。Text Mode Install だと post install 云々が無いせいか、一般ユーザのアカウント設定など、 かなり手で設定する個所が残った。
- user account を作る。useradd で問題なく成功。(自動で同名の group
まで作ってくれるみたい。)
- chsh で default shell を zsh に。
- .zsh*** 他の設定ファイルを、Linux machine から copy
してくる。(rsync や scp は始めから使えるようになっている。)
- yum で xemacs をインストール。(ありゃ、21.5.x になっている。)
- sudo を使えるようにするため、自分を wheel の一員にする。
(command を思い出せないので、sudoers のついでに group を編集した。)
- 一般ユーザで login して、startx。以降は、X11 (Gnome) 上の
terminal での作業となる。
- default の分解能 (1280 x 1024) では、
下の方が切れてしまうので、変更しようとするが、
これがなかなうまく行かない。Gnome のツール (Administration ->
Display) で変更しても、なぜか反映されない。graphical install
で躓いた時に、Parallel Desktop
のそのあたりを弄り回したせいで、強制的に Parallel Desktop
での設定に倣うようになっていたのと、なぜか横幅が 1280
以上にはできないという制限が有るみたい。結局、1280 x 960 で妥協した。
- Gnome の "Package Manager" で、開発環境他をインストール。
(こいつがとにかく遅い。最初の progress bar
が出るまでに何分もかかったし、インストール完了まで一時間近くもかかった。
たまたま掴んだサイトが遅かったのかも。)
- XEmacs-21.4.19 をインストール。Linux
上ではこのところ何年も XEmacs
で躓いたことが無かったのに、やられました。要するに、xorg-x11-xbitmaps
というパッケージがインストールされてなかっただけの事でしたが、
ちょっと嫌な予感が。
(Xcode でさえ XEmacs
の make には何の問題も無かったぞ。)
- でも、幸い mlterm-0.9.3 のインストールは何の問題もなく成功。
(Xcode では、まだ mlterm がコンパイルできないので、FC
はかろうじて面目を保った形:-p)
- Hiragino フォントをインストール。と言っても、フォントを /usr/share/X11/fonts/OTF の下にコピーして、mkfontdir/mkfontscale を走らせるだけ。(不精して もとから有る TTF ディレクトリに置いたら駄目でした。 ←ちょっと自信ありません。 ひょっとして、アプリケーション達に font を認識させるところで、とちっているだけかも。)
11/11/06 (Sat): Mac でもオタク稼業は楽じゃないぞ
Linux 専用 Opteron Machine はあきらめる事にしたので、「どうしてもこれは」という環境は、 Mac Pro に移さねばなりません。 でも私にとっての「どうしても…」はとっても「ささやか」で、
- AA font の使える日本語ターミナルと、その上で働く XEmacs:
勿論その上で、
wanderlust や aspell が動いてくれないと困ります。Shell は zsh
でなければ、とかのより細かい要求もあるけど、
こちらは「これが無きゃ死んじゃう」って程でもない。
- Ebview: で辞書が引ける。
- ホームサーバ機能: とりあえず、imapd と sshd
が動いて欲しい。homepage 更新の際の確認用の httpd や namazu
も有った方が良いなぁ。
- HyperCard: 今更ながら、ですが、まだ使っています。Linux
の上の BasiliskII が(一時的に?)うまく動かなくなりかけていたので、
Runtime Revolution 他の HC
類似のアプリケーションに移っても良いと思い始めた。
最初に試したのは、勿論 MLterm on X11。 しかし、そもそもどういうに構成すれば良いのか見当もつかず、 闇雲にいろいろやってみただけ、の感あり。(そもそも、Darwinports の XFree86 をインストールする必要が有ったんだろうか。)
- Darwinports の mlterm-2.9.2 は、そもそも AA font
が使えない。また zsh もちゃんと動いてくれない。
- しからば、と mlterm-2.9.3 をコンパイルを試みるも、
kik_pty_stream.c のところで止まってしまう。
ちょっと弄ってみたけど、何故か #include
がうまく働いていないように見える。
無理矢理これをソースに展開しても定義を認識してくれない。
(これが、mlterm-2.9.2 が AA font 無しになっている理由かも…。)
- rxvt ではどうだろ、と調べ始めたら、それを多言語かつ tab
付きに機能拡張した mrxvt というものが有るらしい。
試しに mrxvt-0.5.2
をダウンロードしてコンパイルしてみたら、あっさり通ってしまった。
.mrxvtrc に設定を書くのだが、これがよく整理されていて、わかり易い。
何より、xftmFont と xftFont を別々に記述できる。これで
Hiragino Mincho W6 + Luxi Mono にできた。実際 ASCII
と日本語が混った文章は MLterm と遜色無い程度に表示してくれる。
ただし、.fonts.conf の設定では Luxi の幅を 0.9 倍にはできなかった。
でもまあ我慢できる、やれやれ、と思ったのもつかの間、
これ、表示が滅茶苦茶遅い!かなり「むら」があるものの、
遅い時は、文字が一個一個表示されていくのが目で追えるくらい。
- それも辛いけど、他にも不可解な動作が有って、"$L" とタイプしたら、Capslock になってしまう…。後になって、もう一遍 "$L" とタイプしたら元に戻る事が判ったのだけど、その時は、 X11 から一旦抜ける以外、どうしても Capslock の状態を解除できず頭を抱えてしまった。但しこれは、mrxvt のみの問題ではなく、xterm でも起きるようだ。XDarwin の問題なのかも。
- Font Book を使うと、Aqua のための font
をインストールするのはとても簡単。お目当ての Luxi Mono は
X11 にはデフォルトで入ってるはずだけど、それを探すよりはと、さっさと
Linux (FC5) から持ってきた。展開した directory を指定してやるだけで、
インストールは完了。
- Terminal の "Windows Setting (Terminal Inspecter)" -> Display
から、Luxi Mono を選んだら、問題なく表示され、しかも例の x0.9
をしなくても、Luxi Mono の幅がちょうど漢字フォントの半分になっている。
素晴しい!…でも、漢字フォントが角ゴシックでは、いまいちしっくり来ない。
折角、本来の綺麗なセリフ系の Luxi Mono なのになぁ…。
- 某虎本で iTerm なるものの存在を知る。0.8.2
のバイナリをダウンロードしてきてインストールしてみた。
インストールはあっさりうまく行ったけど、
これもフォントを触るところは、Preferences ではなく、Menu bannar の
"Info" などというややこしいところにある。でも、Font で、ASCII
フォントを、Non-ASCII で漢字フォントを別々に設定できるようになっている。
それでは、と、早速 Luxi Mono と Hiragino Mincho Pro W6 にしてみる。
表示してみると Terminal と同様、両者の幅が 1:2
に固定されていてなかなかのもの。
しかし、どうも Luxi も Hiragino も太めに表示されているようだ。Luxi
はボールドフェースになっているようにさえ見える。しかし
Character Spacing
で文字の間隔や行間隔を調整したら、これはこれで美しい
と思えてきた。が、ちょっとがっかり、も。
というのは時々文字化けする。厳密には、XEmacs の ISO-2022-jp
encoding のバッファで、
稀に空白や罫線が "(B" という string に置き換わる。
カーソルでなぞると消えるが、Ctrl-L とやるとまた出る(^^;
- うーむ、これではターミナル として安心して使えないなぁ、
という事で、Mincho
でないのは残念だけど Terminal に戻る事に…。しかし、
しばらく使っているうちに、やはり XEmacs の ISO-2022-jp
のバッファで文字化けが起きる事がわかった。症状は若干異なって、
こちらは漢字が一文字消える…。
iTerm の "(B" も嫌だけど、どちらかというと、こっちの方が辛い。
Linux でデフォルトの encoding を UTF-8 にした時と同じ症状なので、
今回も関係あるかもと思い、default の encoding と Terminal の
encoding
を色々 (eucJP, C, UTF-8
等)変えてみたけど、症状は変化するものの、問題は解消しなかった。
- またまた、iTerm に戻り、こちらでも default/Terminal の encoding 組み合わせを試したが、やはり euc-jp/euc-jp がベスト!の結論のまま。
10/23/06 (Sat): マカーは楽ちん(か?)
という事で、甘い気持で戻ってきた Mac の世界ですが、確かに初めのうちは良かったんですよねー。
- パワーオンしてみて、ちょっと驚きました。その静かな事!
絨毯の上に置いてある、という事を差し引いても、これはなかなかのものです。
実際耳を近づけないとファンの音は聞こえません。DVD
のシーク音の方は「こんなものかなぁ」という感じ。
それでも、隣りに置いてある DELL のデスクトップの DVD-RAM
よりずっと静かです。
-
買って 3ヶ月あまりも棚ざらしにしていた Samsung の SyncMaster 215
TW を継いでみましたが、自動認識して、あっさりディジタル (1680x1050)
で繋がりました。
なんの不思議もない事ながら、ちょっと感動。(手許の desktop
機はいずれも i810 で、解像度がそもそも 1600x1200 までだし、
新たに買ったグラフィックボードも、1680x1050 ではアナログでしか繋げない。)
Nanao の 19 inch monitor や
Apple Shop で見た Apple Monitor より、
若干アンチアリアスフォントが見劣りする嫌いはありますが、
コントラストを落す事で、まあ我慢の範囲にできました。(AA
フォントの表示には、
画像や普通のフォントの表示とは、
また違った性能が要求されるのかも知れません。)
- 初期設定も、ちょっと(かなり)
とまどう事が有りましたが、まあ何とかこなせました。
でも、そのあとずっと使う(変更できない?) hostname
を、うっかり default のままにしておいたのは悔やまれる。
あと、初期設定時に勧められる ".MAC"
の無料体験にサインアップしてみました。
これって自宅にサーバが有れば、それ程必要は感じられないみたいですけど、
どうなんでしょう。でも .MAC にサインアップしたら、同時に Mail
のアカウントが自動設定されて、少し経ったら You have new mail
になるのにはちょっと感動!
(もとからメール・アカウントを持ってる人には、さほどではないかも。)
- TV on Linux (xautv) には結構苦労させられたので、TV on Mac
には期待がかかります。お店にあったのは、TVmicro
というアダプタだけでしたが、何せやたら小さいし、USB I/F
というのもちょっと…。
おまけに、お店の兄ちゃんに聞いても、ローカルの CATV
に繋がるかどうかはっきりしない!
(言うに事欠いて「繋がらなかったら返品できるし」だと。)
で、半信半疑だったのですが、結局これは大正解でした。
Time Warner の CATV
にあっさり繋がってしまったのはもとより、使い勝手が素晴しい。
これについては TVmicro の H/W もさる事ながら、 附属の EyeTV2 という
S/W が偉い、という気もする。番組表との連携も素晴しいし、
録画も、その番組表からワンタッチ。Mac Pro
の他の事が全部「外れ」でも、ちょっと高い TV
を買ったと思えばいいや、と思えるくらい素晴しい!
- Skype はインストールも直感的ですんなり行ったし、
何より Linux 版よりかなり安定している。素晴しい!Linux
版は、何故かログインパスワードを覚えてくれないし、
電話を取った直後や、通話中に落ちる事がありました。
- (Mac User には「今さら」ですが)Mac
はとっくにアンチエイリアスフォントなんですね。
しかも、ヒラギノが初めからついてくる。(英語版でも!)
私が Linux でかなり時間をかけて試行錯誤してやっと到達した環境が、
初めから揃っている訳です。それだけでなく、Linux 上の
Firefox/Mozilla で見られるヒラギノの rendering の微妙な癖("a"
が上に延びて表示される等)が見当たらない。さすがは本家、素晴しい!
ただ、後述するように、私が「今のところ最高」と自画自賛する「ヒラギノ +
Luxi Mono (の幅を 0.9 倍にしたもの)の環境はまだ実現していません。
- $100 の mail-in rebate に魅かれて、HP Photosmart 3210
も一緒に買いました。
が、そのアプリケーションをインストールする段になって、
そいつの名前が Image Zone とわかり、ちょっと嫌な予感が。
前の Photosmart 2710 は Linux/Mac
からだと両面印刷ができないので、同じアプリケーション(の日本語版)を
VMware
にインストールしたのですが、こいつがかなり酷い代物でした。
なにしろ馬鹿でかいので、インストールにやたら時間も手間もかかる。
その上コンポーネント依存関係が整理されていないのか、
それが一旦壊れると「にっちもさっち」もいかなくなる。とにかく遅い…。
でも、今回は Image Zone そのものが進歩したのか、
英語版だからなのか解りませんが、インストールの容易さ、
使い勝手ともまったく問題ありませんでした。
ドライバはもともとあまり問題無かったのですが、3210
になってさらに洗練されているみたいです。Mac
から両面印刷もできるし。
- 先に Skype が Linux 上より快適、と書きましたが、
そのためにはヘッドセットを買い換える必要がありました。Windose PC
では「お決り」のように head phone、line-in、mic
が付いていますが、Mac Pro には、このうちの mic 端子が無いんです。
で、入力するには、line in か digital in が必要なんだとか。
(なんでやー、ですね。)
そんなものにはさっぱり馴染がないので、どうしたものか悩みましたが、
Radio Shack (歩いて行ける)をうろうろしていると、何と Logitec の
USB head set が Mac compatible とある。USB
へのいつもの心配は、今度もまた杞憂で、問題なく自動認識してくれました。
でも、Mic
の感度が今一みたいで、
ホスト側でボリュームを最大にしないと普通に話ができません。あと、
USB head set を接続した時、head phone (スピーカに繋がっている)
と自動で切り替わってくれるのですが、時々期待どおりになってくれず、
System Preferences の Sound で選ばないといけない…。(それでも、Linux
で、そもそも Mic から入力できなくて四苦八苦した事を考えれば、
ずっと見通しが良かったですけどね。)
- 純正の terminal ですが、最初立ち上げてみて、即がっかり。 (「なぁんだ Xterm かぁ」←はやとちりです。) では X11 を、となったのですが後述のように、これがどうもよく解らない。 そうこうしているうちに、Terminal は、細かいところは Preferences ではなく、"Window Setting" で触るものらしい、と気付く (「なんだかなぁ」ですね、これ)。しめた、と思ったけど、AA フォントにはすぐできたものの、日本語を表示させようとすると、 どうもうまくない。MLterm のように character coding 別にフォントを選べるようにはなってなく、ヒラギノ角ゴ W3 の決め打ちみたい。それはまあ良いとしても、 フォントの選択によっては、とんでもなく幅が広い窓になってしまう。 (後知恵ですが、これは propotional font を選んだ時の MLterm も同じですね。) 根気良く弄くっているうちに、 固定幅のフォントにすれば、日本語との組合せでも何とか格好が付く事、 行間も文字間隔もスライダーで調節できる事が解って、 試行錯誤の結果、 Monaco の 18 pt が一番良い(我慢できる)という事に落着きました。 Encoding を euc-jp にする事で、一応日本語の表示もでき、あっさり コンパイルできた XEmacs も使えて、なんとか、所期の環境に近付きました。 でも、フォントがしっくり来ない事(贅沢)、時々文字が消える (こっちは深刻)、スクリーンの左端が若干欠ける(ちょっと気になる) などの問題は残っています。
9/30/06 (Sat): 出戻りマカーになった
私は大昔は SE とか Quadra 700 他を使ってきた Mac user だったんですよ、実は。 その Quadra を使っている頃に MachTen なんてのにひっかかったのがきっかけで、 あとはお決まりの転落の道をたどり、10 年くらい前から Linux ファン(オタク)をやっています。その間も、家族向けには二代の iMac を買ったので、その気になれば自分でも触る機会は有ったのですが、 結局最近まであまり真面目にかかわらず、MacOS X になった時も、ちょっと X11 アプリケーションをインストールしてみて、それで満足してしまったみたいです。 なので「出戻り」とは言っても 10 年経ってる訳で、「ちょっとは『あたり』 がつくのでは?」という期待が見事外れても、むべなるかな、です。 (そもそも、マカー(マカ)という言葉も知らなかった…:-)
こちら赴任してしてからも、すぐに DELL の Optiplex GX270 (借り物)に FC-5 をインストールして使ってきて、ほぼ満足していました。 そもそも、 メールを読み書きして、ウェブページをアップデートするだけだと、 さほどひっかかるところも無いし、 アンチアリアスフォントに血道を上げたり、 スパムフィルターに凝ったりするのには、 Linux は最高。
但し、音声・動画が絡むあたりになると、どうも「完成度」が上がっていかない…。 よく再現する例だと、sound driver を弄っていると(もしくは単に使うだけでも?)X が凍る、という事があります。 上のメニューバーの左側だけが反応しなくなる、から始まって、全体が mouse に反応しなくなる、log out できない(X から抜けられない)、等々。 Xine や Real player を使っている間は、 それが起きても、さほど苦にはならなかったのですが、Skype に着信した時にこうなると、苛立たしい事この上ない…。
一方で、会社では当初デスクトップが一台しか支給されず、 Linux machine を自分専用に持てなかったので、ちょっと Cygwin を使ってみました。これがなかなか正解。MLterm も、その上で走る XEmacs もちゃんとコンパイルできるし、Linux の上でと同じようにアンチエイリアスフォントにすることもできました。 当然(ちょっと意外でしたが)ssh や imap などもきちんと動きます。 なので若干の不満(まだ BasiliskII や Firefox は走らないし、Windows XP との cut & paste ができない事が有る、等々)は残りますが、 私にとっての Linux のメリットはかなりの程度 Cygwin で実現できているのではないかと思います。
以上が、「どうしても Linux でなければ」という意識が薄れてきていた背景。
一方で、赴任直後から借り物ではなく、ちゃんと自前の Desktop PC にしたい、という思いも有りました。何せ、この前の Desktop PC を組み立てたのは、5 年も前の事。 今時「何それ」と言われそうな、Pentium III 733 MHz x 2 です。
新しくするとして、次は何を、と、あれこれ考えているうちに、やっぱり dual Opteron しかないだろう、と大した根拠もなく思い初めました。 (いや、表向きは FDTD をやるから早いマシンが欲しい、 という「立派」な理由があるのですが、 それを自分自身がどれくらい信じているかと言われると…。) しかし、そんなオタッキーな製品は、こちら(San Diego)では、なかなか売ってないようで、自然「通販」になるのですが、 以前は雨後の竹の子状態だった Linux System 屋?さんは、何故かあまり見当たらなくなってます。そのうちの一つの Texas のとある会社に、恐る恐るメールで注文。 その会社、何故か注文後電話で話をする事に拘るのでした。 まだまだ、電話で話したのでは埒が明かない事が多いのですが、今回は (肝心な事は先にメールで話が通じているので)まあ、なんとかなりました。 何より、personal check を受けつけてくれるのがありがたい。 (その頃はまだ米国アカウントのクレジットカードを持ってなかったのでした。)
まず、切手を貼るのを忘れる、というチョンボ(こっちへ来て初めてです、 ほんと。でも、なんだかこれがケチのつきはじめ。) 切手を貼って送り直したものの、しかし 2 週間経っても梨の礫。おかしいなぁ、と思っているうちに、 件の小切手が今度は「宛先尋ねあたらず」で戻ってきてしまった。 宛先を何度も確認したけど、間違っていない…。 ひょっとして私の字は米国人には判読不可能なのだろうか。
もういっぺん送り直す気にはなれず、credit card ができてくるのを待つ事に。 ところが…。銀行さんから、「お前の応募書類を失くしたから、もう一遍送れ」 との通知。 送ったら、しばらくしてまた「会社が身分を保証する手紙が欲しい」だと (会社でつきあいのある銀行なのに…)。 このやろ、と思いつつも、credit card は無いと不便だし、他の銀行には「信用」 が無いので、ここにお世話になるしかない。
と、そうこうしているうちに、dual core Opteron が発表される。うーむ。単にオタク的見栄だけで、dual Opteron が欲しい、と思っていた私は、 双発(一式陸攻)が四発(二式大艇)になる! という可能性に舞上がってしまったのでした。
件の通販会社も、そのうちに四発の製品を出したので、順当に行けば、 今頃は、やっとできてきた credit card で、四発(いや、4 way)の Opteron の Linux Machine を購入して、意気揚々と FDTD をしている筈なんですが…。 どんなに固い決心も、時間が経つと変るもののようです。 或日、近所の Mac Shop へ立寄ったら、何故か Mac Mini がとっても印象に残ってしまった。あんなにチビなのに、平気で wide 画面のモニタを駆動している。(我が家の DELL (Linux machine) は 1680 x 1050 も表示できないというのに…。)MacOS X 10.4 は Mini には荷が重過ぎ、という風評も Intel Mac には当てはまらないと見えて、意外にサクサク動く。 何より、Safari で見た我が家(このホームページ)が、Linux 上の Firefox や Mozilla と同じように見える。Linux では、結構苦労したのに…。なので、こいつにモニタをつなげて、 将来の Linux machine のフロントエンドにしたら面白いかも、てなもんですね。
そのうちに、Mini の傍らの Pro が実は Xeon の四発機だと気がつく。そうなると、ケチな私は、いっその事、 Linux 四発機の新調はやめて、これだけで済ませるか、という気になってきます。 そう思い始めると、これまで散々調べた pros and cons なんぞはどこへやら、
- どうしても外せないのは、MLterm とその上の XEmacs、BasiliskII、
EBView くらいのもの。
- これくらいなら、MacOS の上でだって実現できる筈。Xcode
のおかげで iMac の上で XEmacs があっさり動いた経験があるし、
Cygwin であんなにうまく行ってるんだから…。
- 何より、TV や DVD player や Skype で悩まなくても良くなるだろう。
- 音が静かで、sleep 時に殆んど電気を食わないのも良い。
個人用としては SE から数えて 6 台目ですが、思えば、 お店から「連れて帰る」経験は始めて。なんだか面映ゆいものですね。 というか、Mac Shop の人って、売れた Mac を運ぶ時、ことさら目立たせようとしてませんか? そうでなくても、その太りすぎのおじさんは、すぐ汗だくになって、 「はっ、はっ、はっ」みたいに息を切らせて、 既に十分目立っているのに…。 なんだかいたたまれなくて、 次からは、やっぱり通販か、届けてもらう事にしようと決心したのでした。
9/23/06 (Sat): Python-2.5
Python が 2.5 となりました。 とは言っても、何が嬉しいの?と言われると、「嬉しいものは嬉しいんじゃあ」 としか言えない…(要するに、「追っかけ」オタクですね。)
でも新しいウリ(feature と言え!)の中には、個人的にあまり感心できないのもあり、例えば What's New の先頭にある conditional expression (条件式?)の
x = true_value if condition else false_valueなどと言うのは、従来通り
if condition: x = true_value else: x = false_valueと書く事を「強制」する方が、ずっと Python らしいと思うのですがねぇ。 あと、yield が式になって、それへの代入を許す(iterator へ parameter を send する)なんてのにもちょっと気が狂いそうになりました。 便利なんでしょうけど、「解り難いコードを書く自由」を増やしているような。 (元の iterator さえよく理解できてない奴の「僻み」の嫌いは有りますが。)
一方で、
- 複数の except: と finally:
の共存を許すようになった。要するに
try: block-1 ... except Exception1: handler-1 ... except Exception2: handler-2 ... else: else-block finally: final-block
と書けるようになった。 - datetime.datetime module で、time module 同様、strptime() が使えるようになった。(isoformat 決め打ちで、format が不要のバージョン、すなわち、datetime.isoformat() の逆、が有ればもっと嬉しいんだけど…。)
major revision なので、外部?モジュールなんかもこの際 2.5 で動くようにしようと、ちょっとやってみました。
- Numeric を numpy に: たまたま最近
numpy が 1.0rc1 となったので、Numeric-24.2
と置き換えました。setup.py build
する際に、警告が一杯でるけど、まあ、インストールはできました。
まだテストはできていません。
- spambayes-1.0.4-jp:
「日本語スパムと闘う」で書いたように、2.5c1 では
"from __future__ import xxx"
がファイルの先頭に無いとシンタクスエラーだと言われたのですが、
正式版の 2.5 では、このままで通るようです。
(昨晩は、この点に関しては 2.5c1 と 2.5
で同じだったような気がするのだけど、その後再現できない。
寝惚けていたのかなぁ。)
- gnuplot-py-1.7: お決まりの
import Numeric
をimport numpy as Numeric
とするだけではだめで、ソース中の NewAxis を全部 newaxis へ、FloatXX を全て floatXX に、また、demo.py のx = arange(10, typecode=Float)
はx = arange(10.0)
に置き換える必要が有ります。これでもまだ demo.py は最後まで行きませんが、Gplot.py を使っている分には大丈夫みたいです。- shelve: これは標準モジュールですが、2.4.3 と 2.5 でどうも微妙に動作が違います。Dict や string だと問題無いのですが、自前の class の instance を一旦 shelve に書いてからまた読もうとすると
usr/local/lib/python2.5/shelve.py:113: DeprecationWarning: The sre module is deprecated, please import re. value = Unpickler(f).load() Traceback (most recent call last): File "gogo_carp4.py", line 373, in
のようなエラーとなります。shelve.py は sre なんか呼んでないし、「わけわか」です。(python2.4 gogo_carp4.py とした時は問題無いので明白なチョンボをしているとも思えない。)main(sys.argv) File "gogo_carp4.py", line 356, in main ap = sh[key] File "/usr/local/lib/python2.5/shelve.py", line 113, in __getitem__ value = Unpickler(f).load() AttributeError: 'module' object has no attribute '_compile' - gnuplot-py-1.7: お決まりの
spambayes の sb_mboxtrain.py -f でベンチマークしてみました。 約 3000 通の E-mail から、.hammiedb を作るのですが、 Python-2.4.3 で約 1 分 46 秒であったところ、2.5 だと約 1 分 22 秒となりました(3 回の平均)。 きっかり 20 % の性能向上で、なんだか「できすぎ」ですが、とりあえずは嬉しい…:-p
8/26/06 (Sat): 日本語スパムと闘う
増えましたねぇ、日本語スパム。 そのせいか、このところSpambayes のトレーニングがあまり効果が無くなってきていました。 フィルターをすり抜けてきた奴は、「こん畜生」とばかり、どんどん spam 溜めに放りこんでフィルターをトレーニングするのですが、「討ちもらし」 が減らないんですね。トレーニングしたのと殆ど同じ文面のメッセージが、
X-Spambayes-Classification: unsure; 0.88などという微妙なスコア(0.91 からが spam)で抜けて来ます。 文面が本当に愚にもつかないのが多いので、余計悔しい。
Bayesian filter の原理からして、多分日本語を tokenize (切り分け?)するところが問題なんだろうと想像はつくのですが、 自分で何とかするだけの技倆も時間も無い…。少し前に、象歩さんのところで、日本語化されているのを見つけたものの、 それを試す時間もなくて…。 しかし、あまりにすり抜けてくる spam が欝陶しくなってきたので、 そうも言ってられなくなり、意を決して試させてもらいました。結果は上々。 慎重にきちんとやれば、あまり問題無く終り「象歩さんありがとう」 となったと思うのですが、普段 Linux を触る機会が少ないもので、いざとなったら、あれもこれもと欲張ってしまい、 結果としてかなり「右往左往」しました。 なので、以下は殆んど自分だけのためのメモです。
まず spambayes 全般の右往左往。
- Python-2.5c1 だと、spambayes-1.0.4 がうまくビルドできない。
"from __future__ import xxx" がシンタクスエラーだと言われる。
(本来は "from __future__ import direct_import"
だけが問題のはずなんだけどなぁ。)
- Python を 2.4.3 に戻したら、上の問題は無くなったが、
モジュール他の上書きがうまくいかないようで、
ソースと、/usr/local/lib/python2.4/site-packages/spambayes
以下を一旦全部消す必要があった(両方が必須かどうかは未詳。)。
(今更ながら README を読んでみると「1.0.x は Python-2.3
で」と書いてありますね。)
- sb_mboxtrain.py でのトレーニングの際、"-f"
オプションに注意。
これは既にトレーニングに使ったサンプルに付くマーク ("X-Spambayes-Trained:
xxx") を無視して、全部のサンプルについてトレーニングしなおす、
という事。マークを無視するかどうかは、既存の hammiedb
が有るかどうかとは無関係らしい。
(ここのところを、私はどうも勘違いしてました。)
- sb_filter.py と sb_mboxtrain.py
ではデフォルトのデータファイルが違う。前者は、~/.hammiedb 後者は、
~/hammie.db。トレーニングの時に -d .hammiedb
としておけば、.procmailrc の中では、sb_filter.py の -d を省略できる。
- トレーニング時に、極稀 (4/2500) に、
Malformed message: /home/*** Skipping...
とか言って、そのメッセージを使ってトレーニングするのをスキップする事がある。 Wanderlust で確認した限りでは何が悪いのかわからないが、実害は無さそう。
Spambayes-1.0.4-jp にしたら、
- 英語版 spambayes
で使ったサンプルだけでは、日本語版のトレーニングには不十分で、ham
を spam とする確率が上る。これは、これまで ham を spam
とする誤りが少なかった事により spam のサンプルが、ham
のより圧倒的に多い(2500 対 300)状況から来ていると思われる。
実際、若干(20
程)の日本語メールをサンプルで追加トレーニングするだけで、
事態は大幅に改善された。
- 上述の traninig の際の問題は変化なし。
- しかし、sb_filter.py
で、トレーニングに使ったサンプルを選別していると、稀に、
UnicodeDecodeError で止まる。Base64 とかで encode
されているパートで起るように見えるけど、本当の原因かどうかは未詳。
Procmail
と使っている時に止まったらどうなるのか良くわからないので、
弥縫策として classifier.py の
clues.sort()
(一箇所だけ)を、try: clues.sort() except UnicodeDecodeError: pass
として、このエラーを無視する事にした。こんなことをして良いのか? とちょっと不安だったが、 トレーニング、フィルタリングともちゃんと動作して、 結果もあまり変化無いように見える(あまり定量的にはやってないが。)
-
まず、フィルターの切れ味が格段に良くなった。
日本語メールのスコアが、ham (< 0.20) か spam (> 0.90)
にくっきり別れるようになり、以前のように unsure
に広くちらばる、という事が無くなった。
- なので、以前の spam/unsure + ham
の区分けを、spam/unsure/ham とし、ham
のフォルダだけを IMAP で remote からもシェアする事にし、traning
のために unsure を覗く、という事にした。
- 切れ味が良くなったのと同じ事かも知れないが、 追加的なトレーニングの効果が極めてはっきり現れるようになった。 ある spam でトレーニングしたら、例えば「同じところからのメール」は、 まずまちがいなく、spam と判断される。
7/22/06 (Sat) : KDE にしてみたら…
Linus さんが KDE を勧めているから、でもないのですが、KMix であっさりマイクまわりの懸案が解決したので、そういう傾向(KDE は Gnome に比較して過度の単純化がされていない)はやはり有るのかな、と。
FC5 のインストールの時に、KDE もインストールしたはずだから、切替えは .gtk2 かどこかのファイルを書き変えるだけ…、 というのはどうもめちゃくちゃ古い固定観念みたいで、今は、switchdesk コマンドを使うんですね。 (それも何度か使ったような気もするけど、すっかり忘れていた。)
ちなみに私はずっと「コンソールで login してから startx」を励行しているので、これさえ思い出せば、切替えはとても簡単。
$ switchdesk kdeとするだけ。
- デフォルトで Desktop に "Home", "System", "Computer"
等のディレクトリを作ってはくれなかった。
どうも Gnome の Desktop/Trash 他と干渉するらしい。
Desktop と一旦できた .kde を隠してから、KDE
を起動すると OK。
- menu bar の file controller が(以前の Gnome
と同様)アプリケーション名ではなく、Title を表示してくれる。
(XEmacs on Mlterm を使っている自分には嬉しい。)
- より安定している。Gnome だと、metacity がよくでっかい core
dump を残してお亡くなりになっていたけど、そういう事が無い。
但し、音声関連を弄ると話は別で、X が正常に終了しなくなる。
- アンチエイリアス (AA) フォントは、きちんと表示できる。
- 但し、KDE の font 設定ツールは Gnome の font 設定で明示的に設定できた "Application Font" にあたる項目が無い。KDE 固有のアプレット他ではこの事は問題にならないが、ebview とか Mozilla/Firefox ではその menu bar 他に使われるフォントがまったく設定・変更できない。 考えてみたら、これらのアプリケーションは GTK を前提にしてるんだから当たり前なのかも。
7/15/06 (Sat) : Skype に挑戦
今更ながら、ですが、Skype on Linux に挑戦してみました。 あんまり音が良くない、というイメージが有ったので、 一寸延しにしていたのですが、 最近どうしても電話でなくてはならない用事ができて、 長々と話してしまい、次の請求書がちょっと心配。 安くなったとは言え、海外への電話は結構お金がかかります (米国から日本だと割引後で 1 分 8 セント)。 という事で重い腰を上げた次第。
当面相手側(東京の留守宅)は、Skype に登録しないだろう、という前提で、SkypeOut で、東京に電話する事を目指す事にすると、手順は概略
- skype の RPMS をダウンロードしてきてインストール。
- skype を立ち上げて、skype
の自動応答アカウントに電話して動作チェック。
- skype からクレジットを買う。
メインに使うのは、FC5 が乗ったデスクトップなので、FC-4 向けの RPMS が有るβ版を使う事にし、ここから、 ダウンロードしてきました。ThinkPad X23 の FC4 にも、デスクトップの FC5 にも問題無くインストールできました。
立ち上げて、(自動的に出てくる?)"Log in to Skype" の画面で、"New Users" のタブを選んで、Skype Name と Password を入力するのですが、 ここで既存の Skype Name を入力すると、(次のページへ行って Submit してから) なんだかとんでもないエラーメッセージが表示される事があります。 (「あまりに多くの間違ったログインを試みているから 10 分待て」 とか、単に"Logging in failed" とか…。どうも、登録のプロセスが、本番の log-in とよく区別されていないみたいです。) β版を使ったせいなのかどうか解りませんが、おかげで相当右往左往しました。 要は、Skype アプリケーションの Tools -> Search for Skype Users で、登録されていない名前を探してから登録しなさい、って事のようです。
登録の次は test call。こちらの声を録音して、 そのまま送り返してくれるので、 自分の声が向こうに届いているかどうか確認できる訳。 で、見事に無音でした。System -> Preferences -> Volume Control -> Capture で、Microphone の下にあるマイクアイコンのバツを取ったりしましたが、どうもうまく行かない。 ごちょごちょやっているうちに、KMix で、Mic の下の赤いランプを、ピンクにする事(これまた解り難い)で、Mic から音声が取り込める事が解りました。本当に偶然で、そもそも、KMix へは、KRec の tool menu からしか行けないみたいです。
私の H/W (DELL DHP)と FC-5 だと、"Mic booster (+20 dB)" 等 KMix からしか操作できないスィッチが有ったりして、 これが本命なんだろうと思うのですが、 なかなか辿り着けなくなっているのは何故なんでしょうね。また、alsamixer も弄ったりしているうちに、「X がじわじわ凍る」、 「X 起動時、バックグラウンドが表示されたところで停まる」 等の問題が出てきてかなり悩みました。 どれを弄った事で、こうなったのかは未詳。また、かなり弥縫策ですが、一旦 .gconf 以下を隠して起動し、その後また、隠した .gconf を元に戻す事で解決できるようです。(最初私は gnome group の再インストールをやりましたが、これは overkill だったみたい(^^;)
で、ThinkPad の FC4 では結局 Mic を使えるようにできなかった…。KMix が無いから、じゃないと思うんですが、alsamixer では、どうやっても Mic の音を録音するなり、Skype へ送る事ができませんでした。
Mic が動いたら、先のテストも何なくパスして、後は、SkypeOut を試すだけ。"+" + 国番号 … と番号を入力します。(keypad が画面に表われますが、これを使わなくても大丈夫。 というか、そもそも、これだと "+" を入力するのに、"0" を「長押し」する必要があります。)
自分の電話へ掛けてみる事で、アメリカ国内向けの通話は確認できましたが、 肝心の日本へはまだです。 分 2.6 セントかぁ。既存の電話が 8 セントだから、 そんなにびっくりする程の値段ではないような気もするなぁ。 どうも留守宅の方にも Skype を導入して無料にしなくては、と思えてきた。
そうこうするうちに、日本へも電話できる時間になってしまい、早速やってみました。 SkypeOut でまず電話。無事繋ったけど、向こうの声がブチブチ切れる…。 うーん、これじゃつらいなぁ、と思っていたら、何と向こう側の iMac にはとっくに Skype がインストールしてあって、既にどんどん使っているんだとか。 (おみそれしました。) で、早速 Skype 同士で通話してみる。 格段に音質が良くなり、また相手側がスピーカフォンのせいで、 家族全員で話せるので、なかなか楽しい。(「お父さんが部屋に居る」 等と騒いでいる人もいる…。) ただ、この構成だと、こちらの声のエコーが結構大きく返ってくる。 ヘッドホン(ヘッドセット)にしてみてもらうと、きれいに消えるので、 Skype の回線のせいではなく iMac の Mic がスピーカの音を拾っているらしい。
それにしても、VoIP も Skype も素晴しい!(Linux 版アプリケーションの登録のあたりは於いておいて:-)
6/17/06 (Sat) : やむなく固定 IP に
これまでずっと、So-net さんにごやっかいになってきて、概ね満足しているのですが…。 今回はちょっと「何だかなぁ」でした。
6/14 に ML が配送されてないぞ、と知らせてくれた人が居て、ML だけでなく、そもそもメールが全く出て行ってないのに気付きました。 queue にたまるばっかりで、全部 "Connection timed out (port 25)..." になっている。自分の IP アドレスがブラックリストに載ったか? とも思うけど、そもそも TCP Connection が張れていないというのはおかしい。
Google で検索していると、上記のエラーメッセージから、"Outbound Port25 Blocking" という言葉が浮び上ってきた。どうも、ISP が、客の IP アドレスから直接 SMTP でメールを配送する事を禁じるという事らしい。もしや、と So-net の会員サポートへ行くと、はたして、
2006.06.14 迷惑メール送信防止対策として「Outbound Port25 Blocking」を開始 いたしました 2006/06/14以降、急にメール送信ができなくなった方はこちら同様の趣旨のメールが 6/14 に来ている事も解ったけど、こんな重大な変更を事後に通告するとは…。 しかも、
2. ご自身でメールサーバを設置しているお客さまで、固定IPアドレス割当てサービスを利用して いないお客さま。A、Bのどちらかを行う必要があります。 A. お客さまが設置したメールサーバに静的配送を設定し、So-netの送信用メールサーバ(※) を中継する。 ※ サーバの構築方法や各ルータ設定方法などは、サポート対象外とさせていただきます。 B. 固定IPを利用することで、【Outbound Port25 Blocking】の影響を受けなくなります。 So-netでは、法人向け/個人向け固定IPアドレス割当てサービスをご用意していますので、 ご利用ください。だと。サーバの構築方法その他は、サポート対象外、てのが凄いね。 (「事後通告」も凄いけど。) サービスプロバイダが、サービスの内容を変えようとしているのに、 直接 So-net のメールサーバを使え、という以外の情報は与えない、って事か?
実際、Postfix の relayhost を指定のメールサーバに向けて、queue を flush (/etc/rc.d/init.d/postfix flush) してみたけど、配送はされなかった。 (しかも queue の内容を全て失なってしまった!) それもそのはず、で、当該サーバは、POP before SMTP になっているはず。(実際 XEmacs の Wanderlust からは、そうやって使っている。)しかし Postfix に POP before SMTP を喋らせる方法が分らない。
ML を止めている、というプレッシャーと、queue の中身を失なったショックとで、固定 IP を取得してみようか、と心が動く。 以前調べた時より、かなり便利になっていて、「オンラインで即日使用開始」 なんだとか。月額 1260 円かぁ。ちょっと高いけど、この際仕方ないか。 以前からやってみたかったし、固定 IP。
router の設定で、「固定 IP」ではなく「PPPoE/Unnumbered IP」のモードを使い、「ユーザ名」だけを、So-net さんからもらった user ID に変更するだけ、という事に気付くのにちょっと時間がかかったけど、 あとは Dynamic DNS の威力で、すぐに使用可能となりました。
以降は ML をはじめ、とりあえず復旧したようです。
6/3/06 (Sat) : Linux で電子辞書
LDOCE (Longman Dictionary of Current English) の第 4 版を苦労して EPWING 形式に変換して使い始めたのが一年半前。それから、辞書も「研究社 新和英大事典」「広辞苑」と増えてきていますが、ビューワの方も、当初の lookup からちょっとした変遷を経て、Ebview に変ってきています。
他に沢山試した訳ではないので、あまり自信は無いのですが、Linux の上の辞書ビューワという事になると、やはりこの Ebview が最高では無いでしょうか。Lookup も XEmacs の上で使えてありがたいのですが、 複数の辞書を扱うとなると、却って面倒な感じがします。なので、 Ebview を使うようになったら、あっさり忘れてしまいました。
さて、FC-5 で ebview を使うのですが、残念ながら最新版(-0.3.6)には 「FC5 用」というのがまだないようなので、SuSE のサイトから拾ってきた、
ebview-0.3.6-16.i586.rpm eb-4.2-12.i586.rpm glitz-0.4.4-21.i586.rpmのみっつを一遍に rpm -Uvh したら、あっさり動くようになりました。
以前から、辞書の登録だけはちょっと解りにくかったのですが、今回も:-) やっぱり思い出すのに大部時間がかかりました。「ツール」→「オプション…」 →「辞書検索」→「辞書グループ」とたどって行かないといけない (それぞれがあんまり自然じゃないですよね) のに加えて、そこに辿りついても「いったいどうしたものやら」という感じです。 要は委細構わず、パスのところに、複数の EPWING 辞書を置いたディレクトリを書いて、深さを 3 くらいにして 「ディスクを検索」とやるだけ、みたいです。"Disk Search Result" という辞書グループが自動で作られるので、そのまま使っても良いし、 別のグループを作って、そこへ整理しても良い…。 という事が解るのにちょっとかかってしまった:-p
これらをこなしたら、こんな立派な表示が得られます。(もう大部前から、ebview はアンチアリアスフォントで使っていますが。)
今回は、ついでに懸案の「Genius 英和大事典」もインストールしようと思ったのですが…。 インストールそのものは、CD-ROM からコピーするだけなので、上と同じ場所に置いておきました。ebview からの「辞書の検索」もうまく行くのですが、肝心の表示が変。 (実は、半年以上前からこの状態:-) なんか「尻切れとんぼ」みたいな感じがするので、きっと stopcode が違って認識されているの違いないと思い、ebutils を使って何とかしようとしたのですが、まず、ebstopcode でそれらしいコードが探し出せない…。前書き?が長すぎて、ebstopcode が本文の stopcode 候補が有るあたりまで行かないのでした。 なので、現有の辞書のコードからありそうな数字を推定して、 しらみつぶしにやったのですが、ダメでした。(genius.app, catalogs.app を作って ebappendix を実行する。)
16,000 円もした英和大事典が全く使えなかったら悲しいですが、 Windows では使えているので、まあ、Linux の方もぼちぼち、という感じで付き合っていきます。
5/28/06 (Sun) : BasiliskII 復活
BasiliskII は、68k Mac のエミュレータです。 なんて言っても、興味がある人はおろか、 知ってる人さえ少ないと思われますが、私にとってはとても大切な Linux application。2000 年ごろ ThinkPad 240X にインストールしたのを皮切りに(世紀をまたいで)延々 5 年間使ってきました。(おお、その頃は、Vine-2.1 だったんだ…。感無量。)
そんなにこだわってきたのは HyperCard を使い続けたいがため、なんです。 勿論最初の頃は、AppleWorks や Netscape を使う事(というか、 それらを使うためにプリンタやネットワークを動かす事) にも血道を上げていたのですが、こちらは比較的早く必要なくなって、 今では HyperCard を使うためだけに BasiliskII を立ち上げているようなもの。 何だか馬鹿な事をやっているような気もしますが、H/W の進歩のおかげか MacOS 8.1 が、例えば XEmacs と同じくらい機敏に立ち上がるので、HyperCard on Linux と割切っています。
初期の頃は Network を諦めても、かなりいろいろ右往左往させられたのですが、RHL が FC になる事から、RPMS が供給されるようになり、とっても楽になりました。 と、同時に、HyperCard のコンテンツを、Linux native な application に移そうという野望は萎えてしまいましたが。(Python Card なども一時は真剣に検討しました。)
このような平和な時代が、FC-3 の頃までは続いたのですが、FC-4 から、ちょっと暗雲が…。 何と FC-4 向けの RPMS がうまく動かない! しかし幸運にも FC-3 向けのに戻すとちゃんと動いてくれたので、それで満足してしまい、 その事は忘れていました。
ところが、FC-5 になっても、やはり RPMS が動いてくれない。
BasiliskII-1.0-0.20051122.5.fc5.i386.rpm BasiliskII-1.0-0.20051122.5.fc5.rf.i386.rpm BasiliskII-1.0-0.20051122.5.fc5.src.rpmのいずれもダメでした。画面がブランク(真っ黒)のままになります。 エラーメッセージは特に出ません(正常の時と同じものは出ますが)。 それでは、と FC-3 向けの
BasiliskII-1.0-0.20050322.1.fc3.fr.i386.rpmを試してみました。こちらはちゃんと立ち上がります。 良かったぁ、と胸をなでおろしかけたのですが、今度は、UnixRoot にある HyperCard stack のうちの幾つかが読めなくなっている。
Can't open stack "xxxx". File system error -51とか言われる。(UnixRoot は、BasiliskII の上の MacOS からアクセスできるようになっている Linux directory の事。 ここに置いておくと、rsync で同期できるのでとっても便利です。)
いろいろやってみての結論は、 この同じパッケージを使って、同一のディレクトリにアクセスしているのに、 FC-4 からだと OK で、FC-5 からだとダメという事。 どうも、UnixRoot た ディレクトリが MacOS から見て微妙に壊れていて、これが FC-4 だと OK だのに、FC-5 からだと咎められる、という事らしい。UnixRoot のファイル(stack)を一旦、MacOS の本体のファイルに移して、 MacOS で空の UnixRoot にコピーする、という作業をしてみたら、FC-4/5 いずれからも、ちゃんとアクセスできるようになりました。
現在は、 BasiliskII JIT project からの
BasiliskII-1.0-0.20060501.1.i586.rpmを使っています(より新しいと思われたので。しかし御利益は他にもあります。 下記参照。) 壊れた? UnixRoot に対する症状は、上の *.fc3.fr.i386.rpm と同じでした。
さて偶然見つけたのですが、この JIT 版、立ち上げているだけだと殆んど CPU パワーを食いません。従来のは、立ち上げている間中ずっと CPU パワーを 100 % 使っていました。これが改善されて、 他のアプリケーションと同じようになった訳で、バッテリ動作する Note PC は勿論の事、最近の「暇な時は clock を落す」ようになっている desktop でもとても有難い事です。 実は以前にも一時的にこれに近い仕様になって、私は狂喜乱舞だったのですが、 その後元に戻ってしまい、がっかりしたものでした。 今回、ジタバタしたおかげで再発見できた訳です。(但し、JIT compiler は off にしておいた方が、動作も速く消費電力も少なくて済むようです。 安定性が犠牲なるかも、ですが、もともとかなり安定しているように思えます。)
表示が blank になってしまう件については、 そうならないパッケージが、 両方ともアンチエイリアスフォントを使っていないように見えるので、 gtk-2 との干渉のせいかな、と素人考えしています。 それにしても、なんだか不安。そろそろ、HyperCard から卒業すべきかなぁ。
5/14/06 (Sun) : Unicode への道(その 1)
Fedora Core ではディフォルトの locale が ja_JP.UTF-8 だったりして、時代はとっくに Unicode みたいです。(ほんとか?) でも、愛用していた XEmacs や Kterm が対応していなかった事もあり、 いつも、インストールしたら、即 EUC に変えていました。 と言っても、要するに、ディフォルトの locale を変えるだけですが。(一時は、EUC にすると日本語の man page が文字化けしたりする「面倒」もありましたが、 いまはそんな事は無いようです)。
それならそれで満足していたら良いようなものですが、
- Mlterm が、UTF-8 に対応している
- XEmacs-21.4.x も mule-ucs をディフォルトで含むようになった
- zsh が 4.3.2 からマルチバイトコードに対応した。
これまでは、日本語を含むと line edit がうまくいかなかったけど、4.3.2
の INSTALL file に
Sites where the users need to edit command lines with multibyte characters (in particular UTF-8) will probably want to upgrade.
等とあるので、UTF-8 にしたら相当期待できそう。 - gnuplot がマルチバイトコードの AA
フォントに対応したが、但し UTF-8 のみ。
- less の代りに lv を使えば、殆んどの場合何も考えずとも、 UTF-8 を含む、全部の日本語の encoding を自動で正しく表示してくれる。
それにしても、ここまで揃っていれば、もう移行に何の障害も無いはず。 実際、やってみたら「なんだ」ってくらいあっさり成功した。 かのように一時は見えたのですが、しばらく使ってみると、
- Mlterm 上で(勿論その上の XEmacs
等でも)一部の文字が表示されない(「▼」等)、
もしくは、おかしくなる(「…」等)。これ SKK や
skkinput では大問題です。
- Mlterm の上の XEmacs で稀に漢字が一文字表示されない(スペースになる、もしくは欠ける)
- Mlterm: ~/.mlterm/main で、
ENCODING = UTF-8 not_use_unicode_font = true only_use_unicode_font = false
とする。三行目は、コメントアウトするのではなく、false と明示的に定義した方が、より思い通りの表示になります。(弥縫策その 1) - XEmacs: ~/.xemacs/init.el で、
;; Unicode support (require 'un-define) (unless (emacs-version>= 21 5 6) (require 'mule-ucs-unicode "unicode")) (set-coding-category-system 'utf-8 'utf-8) (set-coding-priority-list '(utf-8))
また、起動するための "Launcher Properties" の "Command" のところで、mlterm -km euc-jp --title=XEmacs -e xemacs -nw %f
とします。(この時だけ EUC-JP で Mlterm を起動する訳。弥縫策その 2) - Zsh: zsh-3.4.2 を --enable-multibyte をつけて configure し、make; make install. (このオプションは FC5 では要らないみたいだが。)chsh で、login shell を /usr/local/bin/zsh に変える。 (これを忘れていて、大部悩んだ(^^;) また、.zshenv で、LANG と LC_ALL を ja_JP.UTF-8 にして export。
肝心の Python の lineedit が、locale が UTF-8 の mlterm の上ではうまく動いてくれない! ちょこっと確認した時は、skkinput で日本語入力ができて、「やったぜ」と思ったのですが、たまたま
>>> line = u""としてから、quotation mark の間に日本語を入力しようとすると、おかしくなってしまう。 おかしいのは表示だけで、入力は正しくてできているのですが、 なんだかがっかり。もっと情けないのは、EUC-JP だと(locale と mlterm の encoding が、ja_JP.eucJP だと)この問題が無い事。 しかも、skkinput による zsh prompt への入力でも、EUC-JP の方が、「保証されている」はずの UTF-8 と同等かそれ以上の安定性がある。 また、例えば
>>> line = u"これは試験です。"が、UTF-8 でも EUC-JP でもどちらも予期した通りの Unicode string を作ってくれるし、"print line" で問題なく表示してくれる。 (前からこうだったかなぁ。今見たら、2.3.4 でも OK みたいだ。他の問題と混同していたのかも。) うーむ、加えて読む方も lv や XEmacs で、どちらの locale でも同じようにいずれの coding のファイルを読めるとすると、わざわざ UTF-8 へ移行するメリットはあまり無い事になる…。
そもそもが、「統一したい」という otacky な願望から出ているので、色々やった弥縫策も気に入らない(要するに一部 UTF-8 を使うのをやめてしまうという事なので)。主に mlterm に起因する問題だろうと思うけど、mlterm の AA font は素晴しいので捨てられない…。やっぱり EUC-JP へ戻る事にします。と言っても、mlterm の ENCODING を EUC-JP に戻し、zsh の locale を ja_JP.eucJP に戻すだけで、 XEmacs の設定や、新しい zsh は無駄にならないけど。 いつもの事ながら、結局は泰山鳴動ねずみ一匹。お騒がせしました。
4/29/06 (Sat) : アンチエイリアスフォント(その 6)
この頃、Linux と遊んでいる暇が無いけど、一部の PC を FC-5 にしたり、 会社では Cygwin を使ったりで、都合 4 種類の環境(あと、FC-3 と FC-4)を行ったりきたりしている事になります。 統合したいのはやまやまなのですが、なかなか思うにまかせず…。 で、とりあえず、表示だけでも、 アンチエイリアスフォント(AA) で統一したいな、と。
全体としては、AA 推進派の私にとっての順風と逆風両方が有ります。
- FC-5 にしてみたら、Gnome のおかげか、Firefox/Mozilla
のおかげか分りませんが、AA でも
Bold が正しく表示されるようになりました。美しい!もう何も言う事はありません。
但し、default のフォントのウェイトを W6
にした時は、太字が他と区別できなくなるようです。(MacOS X
で使っているトリックを流用したのかな。)
- が、Firefox の方は、Hiragino の Gothic で kerning
がおかしくなります。(表題の "Ta"
のところ。これはこれで正しいのかも知れませんが、
いかにも極端ですよね。)一方で Mincho
にすると、今度は一部の英字("A", "H", "m", "n" 等)
が極端に細くなる…。(これについては、Mozilla も同じ)
- それでは、と Mozilla の最新版 1.7.13
にしようと思うが、なんとこの版から gtk2+xft
版が無くなってしまった!久しぶりに source
からのコンパイルにも挑戦してみましたが、やはり敗退。
(でも、1.8b1 には、gtk2+xft 版が有るみたい。
なので、見限られた訳ではない?)
- ちょっと話は変りますが、(その5)で、「 19 inch モニタで AA フォントが『ぼんやり』してしまう」と書きましたが、 これはモニタのせいではなく、 Cygwin(かもしくはそれが使っている Windows) のレンダリングのせいみたいです。
4/15/06 (Sat) : アンチエイリアスフォント(その 5)
そろそろ、XEmacs-21.5 がちゃんと日本語 AA フォントに対応してくれても良さそうなものですが、また、 実際サポートしている旨リリースノートには書かれているのですが、 私にはなかなか使いこなせません。で、まだ mlterm ベースで Hiragino を使っています。
去年 6月の設定を結構満足して使っていたのですが、 唯一の不満は、Luxi Mono の横幅が、Hiragino のそれの丁度半分になっていず、 そのため表示が期待どおりにならない事が有った事。
$HOME/.fontconf の中で、Matrix directive(?) を使っても縦横比が変えられないと思い込んでいたのですが、 ひょんな事でできるようになりました。 (前は単に間違った設定をしていただけかも:-p)
(NB: Obsolete) <fontconfig> <match target="pattern"> <!-- prepending "spacing=mono" --> <test name="family"> <string>Luxi Mono</string> </test> <edit name="spacing" mode="prepend" binding="same"> <int>100</int> <!-- mono --> </edit> <edit name="matrix" mode="assign"> <times> <name>matrix</name> <matrix><double>0.9</double><double>0</double> <double>0</double><double>1.0</double> </matrix> </times> </edit> </match> </fontconfig>とすれば、Luxi Mono が bold になる事を防ぎ、 同時に横幅を若干小さくする事ができます。
<fontconfig> <match target="pattern"> <!-- prepending "spacing=mono" --> <test name="family"> <string>Luxi Mono</string> </test> <edit name="spacing" mode="prepend" binding="same"> <int>100</int> <!-- mono --> </edit> </match> <match target="font"> <test name="family"> <string>Luxi Mono</string> </test> <edit name="matrix" mode="assign"> <times> <name>matrix</name> <matrix> <double>0.9</double> <double>0</double> <double>0</double> <double>1.0</double> </matrix> </times> </edit> </match> </fontconfig>
# デフォルトフォントサイズ fontsize = 18とする事。これらの条件(横幅: 0.9, size: 18) の時、 Luxi Mono の横幅がちょうど Hiragino の半分になり、 こんな感じになります。
おかげで、XEmacs でメールを読む時、 パラグラフがきっちりとした長方形になるし、 意外な効用としては、Luxi Mono が引締まった感じになるという事もありました。 すっかり気に入ってしまって、しばらくはこれを使っていこうと思います。
今回の四苦八苦の中で気付いたのですが、特に AA フォントの場合、同じフォントを使っていても、rendering する font server の種類とか、LCD によって見栄えや美しさが随分違います。 ThinkPad X23, Nanao L-565 でベストの結果が得られた反面、 xxx (19 inch モニタ) では、なんだか「薄ぼんやり」という感じになります。 最初そういう印象持った時「Analog 接続のせいかも」と思い、 built-in のグラフィックをわざわざ DVI 出力を持ったカードと置き換えてもみたのですが、改善は見られませんでした。 モニタが安物のせいか、19 inch で 1280x1024 では pixel が大きすぎるのか…。
3/19/06 (Sun) : Myhome Server がダウン
ThinkPad X22 で運用していた我が家のサーバですが、昨年の 3/27に運用を始めて以来、殆んど何の問題もなく推移してきて、これならば程なく「up time が一年を越えました」って自慢できるな、と思っていたのですが…。
3/17/06 01:00 (JST): サーバが応答していない事に気付く。 「また、ルータか?」と、留守宅に電話して、幸いまだ起きていた娘に、 ルータの off-on を頼む。しかし、それでは直らず…。Local network 内にある iMac からのアクセスにも ThinkPad (server) は応答していない由。keyboard からの入力も受けつけない状態らしいので、 off-on をやってもらうが、効果無し。HDD がらみのエラーメッセージが出て、 そもそもまともに boot できていないらしい。 あせりまくるが、もう時間も遅いので、電源を切って、とりあえず寝てもらう。
3/17/06 09:00 (JST): まだ電話で、turn on を頼む。 今度はカミさんが対応。 今度は正常に boot できたようだが、ネットワークには応答しない。 ケーブルを疑うが、それでもないようだ。どうも、boot 直後の dhcp がうまく行ってない。(そんな筈は無いのだが、 一年近くも reboot した事がなかったので、自信なし。) 手動で、dhclient をやってもらったら、何とか server として動き出したみたい。Ssh でログインできるようにもなったので、 バックアップを取るべきかも、と思ったが、 こちらも重要な会合が有って、運を天にまかせる事に。
3/18/06 07:00 (JST): しばらくは動いていたサーバだが、また応答しなくなった。HDD がおかしくなっていると解っていたのに、 即バックアップを取らなかった事が悔まれる。 あせっていたせいか、ちょっと時差を読み違えて、カミさんを朝の 7 時前に起してしまう。Server の表示を見てもらうが、 何やら猛烈なスピードでエラーメッセージが吐きだされているらしい。 Off-on を頼むが、そもそもまともに boot しない。 「やっぱり」臍を噛んだ。でも前回一晩寝かしたらまた boot できたので、その顰みに習って、しばらく時間を置く事にする。
一時間置いて boot してもらったら、幸い正常に立ち上がって prompt が出てきたらしい。Log in して dhclient をやってもらう。外から ssh でも入れた。(こんな時だけ「神さま感謝します。」) とりあえず大急ぎで ML と HTTP のデータだけを、サーバの隣で動いている desktop 機(元自宅サーバ) に移す。H/W を取り換えるとなると、ThinkPad がかろうじて生きている内に、なんとかするのは無理(down time が入るのは避けられない)ので、とりあえず仕事に戻る。
やがて定時になって手がつけられるようになったが、 さて、どうしようか、と途方に暮れてしまった。 一番確実なのは、こちら(San Diego)のアパートに、今手許にある ThinkPad X23 でサーバを立てる事だけど、時間がかかりそうだし、 こちらの CATV を使った回線は登りが細い(300 kbps)という事もあって、 躊躇してしまう。
とりあえずデータを移した留守宅の Desktop 機は、クラッシュして MB を交換するまで Myhome server だった訳で、代替機の有力候補だが、サーバ機能を、TP に移してから、FC-3 上げてしまってあるし、何より全ての作業を remote でやらないといけない、という問題がある。 また MB とメモリの相性の問題を克服したばかりだし、 電源他のファンも怪しくて、信頼性の問題も残る。 が、自分が日本を発つ時から連続運転してきて、 一箇月半問題無く動いているので、とりえあずの代替機としては 「こちらしかない」と決心。
幸いサーバをこの desktop から X22 に移した時の記録が残っていたので、比較的スムースに事が運び、4 時間程で作業・試験が完了。とは言え、ちょっとまごつくところもありました。
- 生きている間は、X22 にサーバとして働いていてもらおうと、
作業の間中、ルータの DMZ は X22 (falcon) に向けていましたが、
これだとデスクトップ (goliath) にログインする時は、falcon
経由になる。もし falcon がその間にこけたら、手も足も出なくなる。
留守宅の誰かに、router の DMZ を変更してもらうだけなんだろうけど…。
- どこを rsync すれば良いか解っていれば、Mailman
の移行は意外にスムース。
- HTML の方は、温泉長家的に拡張してきたので、
どこに何が有るかなかなか思い出せなかった。要改善。
特に counter.cgi でレスポンスを良くしようと、
/dev/shm ファイルシステムを使ってごちゃごちゃやっている所は、
あちこちに script や file が散乱していて解り難い。
(顧客管理なんてあきらめて、もっとすっきりさせるべき。)
-
もう一つは、グラフに凝るのは良いが、gnuplot
のリビジョン(どころか make まで)に依存するようになっている。
libgd を使うバージョンをコンパイルしてインストール、その上で
/usr/local/bin/gnuplot
を呼ぶように明示的に指示するようにしたが、
新たに問題の種を撒いたような気もする。
- 作業が完了して、falcon から router にアクセスして、DMZ を goliath に変更。なんだか "blind handover" のようで、 かなり緊張したけど、とりあえず上手く行った。でも、外のホストの .ssh/known_hosts の該当個所を削らないと ssh でログインできなかった。 (この問題は初めてではないけど、ちょっととまどった。 エラーメッセージが解り難い。)
35/1,792,090 Taka Fukuda Last modified: 2013-07-26 (Fri) 18:52:32 JST