San Diego 通信 (2007)

目次

12/29/07 (Sat): 東京通信(その 2)
12/24/07 (Mon): 東京通信(その 1)
11/10/07 (Sat): 無題
10/27/07 (Sat): 山火事
10/14/07 (Sun): 航空ショー
10/6/07 (Sat): R 指定
9/29/07 (Sat): 新総理
9/22/07 (Sat): iPod
9/15/07 (Sat): 無題
9/1/07 (Sat): ラスベガス・グランドキャニオン
6/23/07 (Sat): 東京通信(その 2)
6/16/07 (Sat): 東京通信
6/2/07 (Sat): あわや陪審員に
5/26/07 (Sat): 寿司屋でうどん?
5/19/07 (Sat): 無題
5/15/07 (Tue): Nobel Laureate
5/12/07 (Sat): 無題
5/6/07 (Sun): 大失敗 II
4/29/07 (Sun): 大失敗
4/14/07 (Sat): Wild Hogs
3/17/07 (Sat): 50 と 300
3/11/07 (Sun): サマータイム
3/3/07 (Sat): 雛祭
2/17/07 (Sat): やっぱり引越しは止めにした
2/15/07 (Thu): 久し振りの学会
2/10/07 (Sat): インターネット後進国
2/3/07 (Sat): Diane Keaton
1/31/07 (Wed): 自炊
1/27/07 (Sat): 初泳ぎ
1/20/07 (Sat): ミネラルウォーターは安全か?
1/18/07 (Thu): NPR/KQPS
1/17/07 (Wed): San Diego だって寒い

2006 年分

12/29/07 (Sat): 東京通信(その 2)

25 日は、二年ぶりの健康診断(人間ドック)だつた。 出かけるにあたつては、 前日の秋葉原ヨドバシでの「やきもき」で凝りてゐたので、 日本の銀行のクレジットカードと、キャッシュカードを持参した。 しかし、それでもやつぱり「やきもき」は有つた。 診察が終つて精算しようとすると、ピロリ菌検査をしたせいで、 思つたより金額が多かつた。つまり、手元の現金では足りない。 しかも、クレジットカードを受けつけてくれない、との事。 「ビルの地階にある銀行で下してきて下さい……」と言はれて、 まだ胃カメラの麻酔の名残りでふらふらする足を踏みしめて、件の銀行へ。 ところが、そこの ATM に「このカードは受けつけられない」とかなんとか言はれる。 ATM を變へて試すが、やはりダメ。

銀行の窓口係のをぢさんに相談するも「暗証番号が違ふのではないですか?」 なんて言はれる。暗証番号を入力する前に弾かれたやうな氣がするけど、 いかんせん意識が今一はつきりしてゐないので、言ひなりに、 カードにある番号に電話を掛けて暗証番号を確かめようとした。 延々と質問されて、やつと教へてくれるか、と思ひきや、 「こちらからコールバックする」だと。5 分くらゐもして、やつと電話がかかつてきたけど、暗証番号は間違つてゐなかつた。 (だつて、暗証番号入れる前に弾かれたんだつてば。) もう一回念のために試したけどやつぱりダメ。

そうかうしてゐるうちに、なんと、 病院の経理の人と看護婦さんのそれぞれから電話がかかつてきた。 (前者は「早く払へ」と言ひたかつたかも知れないが) 「電話して済みません。倒れたりしてゐないか、心配だつたものですから。 とりあへず病院まで戻つて下さい」と。思つたより時間が経つてゐたやうだ。 で、戻ってみると、見るに見兼ねたと云ふ事か、支払ひは翌日まで待つてもらへる事になつた。

人間ドックの書類一切を米国に忘れてきて、色々お手数をかけた上に、 この体たらく。 自分の鈍臭さが歯痒い上に、 些ともうまく働いてくれないシステムに振り回されて、 とてもストレスのたまる一日であつた。 同時に、米国のみならず日本でさへ、 ちゃんと社会生活が送れなくなつたかと、いささか暗澹とした気分であつた。

しかし、まだまだ苦難の道は續く……

翌日、病院でその支払ひを済ました後、次の約束まで少し時間が有つたので、Wilcom の TwoLink に申し込む事にした。基本料金が一番安く済みそうだつたし、 以前 Air-Edge (その頃は H")をずつと使つてゐたので「気心」が知れてゐるし。 しかも、お店(新宿のヨドバシ)のお兄さんによると、2 年使うと、結局は機器がタダになるらしい。 (飲み込みが惡くて済みません。でも、あつさりそう言つてくれれば良いのに。) そのお兄さんに、申込用紙をもらつて、近くの Starbucks へ入り、家へ電話して、今ある Wilcomm の口座の情報を聞いて、記入してみた。 ふむ、印鑑は無いけど、他は何とか全部埋められたぞ。 勇躍、お店に戻つて見せると、この場合は印鑑は不要との事。 ああ良かつた、と思つてゐると、「では、担当と変りますから……」 (え、なんか嫌な予感がするなぁ。)

ちょっと(かなり)待たせてから、 その担当氏がやつてきた。心無しか面倒臭さうに見える。 来てすぐ「在庫を確認してきます」と言つて店の奥に消えた。(また、だ!) 既に前のお兄さんが確認して、1 台だけ有ります、つて言つてたのに、 何でそんなに時間がかかるんだろう、と云ふくらゐ待たせて、戻つて来た。 (ちなみに、その売り場は屋外でとつても寒い。)でも、 ちゃんと手には商品を持つてゐる。(ああ、良かつた。) もう一回書類の確認をして、話は順調に進んでゐるかに見えたが、最後に、 登録する電話番号はどれにするか?と聞かれて、はた、と困つた。So-net に接続するんだけど、その番号までは知らない。 「番号は調べる暇が無かつたけど、So-net です。今わかりませんか?」 と聞いたら、パケット通信の番号は解るけど、TwoLink 用の PIAFS 用の番号は解らないと言ふ。どこかへ電話を掛けてゐたが、結局解らず。 (何でや。そもそも So-net のサイトに行けばすぐ解るのに、それもしてくれない。) そこをブランクにして、仮にでも契約だけはしたい、と言ふと、 それは番号の変更になるので、2000 円なにがしかのお金がかかります、と言ふ。基本料金が、月 1000 円なのに、と思ふと、またもや嫌気が差して「もう結構です」と言つてしまつた。

しかし後から思へば、 翌日以降は新宿へ出て来る機会は無かつた訳だし、 その後の四国や明石での「すつたもんだ」を思へば、 2000 円はちつとも高くなかつた。 いかにも「気乗りしない」やうな店員さんの態度と、機器の料金込みの基本料金が 1000 円になつて喜んでゐたせいで、判断を誤つてしまつたのだつた。


12/24/07 (Mon): 東京通信(その 1)

息子と秋葉原に行つた。 こんな事は、別にどうと言ふ事もない些事の筈だが、なんだかかう妙に記憶に残つてゐる。

大体が、家の女共が、「些事」を「大事」にしようと企んでいたやうに思へる。 あまつさへ「何だか嬉しさうね」などと冷やかす。 そんなに「浮き浮き」してゐるやうに見えたかなあ? (まあ、ちょっとは当つてゐるかも。) それから厳しい服装チェック。 息子は姉の言ひなりになつてゐる内に、すつかり 「決まつてゐる」と云ふか、それらしい格好になつてしまつた。 何が「それらしい」のか実は良く解つてなかつたりもするが、 それより、その批評の矛先が、何と私にも向いてきたのには驚いた。 私がたまたま着てゐたチェックのシャツが、どうしても許せない、と仰る。 「『いかにも』だから嫌だ」と。さう言はれても、それがどう云ふ意味なんだか解らない。 しかしながら、他に着る物が無かつたのでそれで通す事にしたが……

しかし何の偶然か、秋葉原駅のホームに降りたら、チェックのシャツ (登山の時に着るやうな毛シャツ) の上にジャケットを羽織つた若者がいきなり二人目に入つた。あらまー。 うちの娘は秋葉なんかへ来たことも無いはずなのに、 どうして知つてるのか、とちょつと不思議でもあり感心もした。 とは言へ、私のやうなオヤヂ(ほとんどヂヂイ)が、 「いかにも」でも何ら差し支へない、と云ふか「誰も気にしてゐない」と思ふのだが……

ところで、本題は買物である。目的はデスクトップ PC のパーツもしくはキットである。 冬休みの工作を一緒にやろう、と云ふ目論見。息子は、「Windose マシンを仕立てて、ゲーム三昧」を夢見てゐるやうだが(我が家は、VMware が使へなくなつてから、Windose は皆無になつてゐた)、私は Python を仕込んでやろうと密かに目論んでゐる。Python + NumPy に触れたら、ひょっとして数学が好きになるのでは、 と……(親馬鹿と云ふかむしろ馬鹿親)。

後に外せない約束が有るので、秋葉を徘徊できる時間は 2 時間半くらゐしか無かつたが、私は余裕綽々。 さすがにツクモ他を回つてゐる暇は無いだらうけど、なあに、今はヨドバシカメラが有るし、 そんなオタッキーな PC にするつもりもないし。 PC を買つた後、ラーメンでも食つて帰るか……。

で、まずは息子のカードゲーム関連の買物に付き合ふ。 彼は下調べをしてきたのか、雑居ビルの狭い階段を上つた先にあるやうな、 「いかにも秋葉のお店」へ入つて、さつさといくつかカードを買つた。 「狭くてびつくりしたやろ」と言ふ私に、 「ゲームの店つてどこもこんなもんだよ」「……あ、さう。」 なんだか妙に場慣れしてゐるなぁ、こいつ。 うーむ、それでは、と(←何故か対抗心を燃やしてゐる) ラジオデパートへ連れて行つた。 しかし大して気遅れした風もなく、早速ゲームの店を見付けて、何か買つてゐた。 私が初めてここへ来た時はかなりびびつたものだが。 以前に比べればお店が小綺麗になつてゐる、と云ふ事もあるのだらうけど、 何より、事がゲームに関してとなると彼は結構積極的になれるらしい。さう言へば、 小学校の低学年の頃、幕張のショーに連れていつたら、 見知らぬお兄さん達に果敢に「○○を交換して下さい」なんて言つてたなぁ。 「すげぇチビ」とか言はれながら。実は私はちょっと感心してゐたのだつた。 (しかし、だつたらなんで学校の先生に「プリント無くしたので、もう一回下さい」 ぐらゐの事が言へないんだ?)

で、やうやくヨドバシである。行つてみて、びつくりした。 新宿のより大きい上に広々としてゐる。大きいのはともかく、 広々としてゐるのが、秋葉らしくなくて、ちょっと許せない。 これじゃ、民業の圧迫になるんじゃないか?(←意味不明)

ここでも我息子は ○○ R4 を捜したいらしいが、 私には説明がさつぱり要領を得てないやうに思へたので、 店員さんに聞いてみるように勧めた。 何でも SD card がらみの S/W・H/W らしいのだが、ちつともイメージが湧かない。 これでも、SD(IO) に関連した開発をしてゐるんだがなぁ。 もつとも、店員さんにも通じなかつたみたいで、結局これは見付からず。 Amazon で買ふ事を約束して、PC へ頭を切り替へる。

PC パーツの売り場にはもつとびつくりした。 新宿のヨドバシの地階の売り場を想像してゐたが、これはそれをはるかに凌ぐ。凄い。 最初からここへ来て正解であつた。 だが一方、「何とか見当はつくだらう」の見込みは甘かつたと思ひ知らされた。 マザーボードだけでも、各社 3-5 種類くらゐずつも有る。 一通り見たけど、どんな CPU やメモリに対応してゐるのか、今一確信が持てない。「Core 2 Quad って何だ?そんな CPU 有つたか? (それとも、 Core 2 を二個乗つけるのか、うちの Quadra みたいに?)」「FSB が、1333 MHz だつて?ほんまかいな?」…… (最後に作つたのが Pen III マシンなんだから無理もない。) 店員さんに相談しようにも、ちつとも回つて来ないし、相談窓口には、10 人くらゐも人が並んでゐる。 それどころか、いくつもあるレジの前にも長い列。 あれー、PC の自作つて、そんなにポピュラーだつたつけ。

うーむ、自分だけなら右往左往も「楽しみのうち」みたいなものだけど、初心者の息子には、 プラモデル並の完全なキットを渡したいしなあ等と思案してゐるうちに、 ふと、一噌の事、完成品を買つてしまはうと云ふ安直な考へが湧いて来た。 それに、「できあがつたもののイメージを持つのも大事だし」 等と云ふ言ひ訳を考へながら、PC 売り場へ赴いた。 こちらも広々としてゐるけど、人はずつと少い。 久し振りに「買ふつもり」でデスクトップ PC を眺めたが、はつきり言つて「欲しい」と思ふデザインは少ない。 (何だか、息子の思惑はそつちのけになつてゐる模様……) HP のが結構「いけてゐる」と思つたが、仕様が少し古いしショボいしで、割高感が有る。 かうなると比較が物を言ふやうになり、その隣にあつた Mouse (eMachines だつたかも)のが良く見えて来る。しかも、最新仕様で (先程パーツ売り場で知つたばつかりの Core 2 Quad 他) 7 万円台。モニタ別売りと云ふのも好都合だ。店員さんを呼んで話を始めると、 彼はすかさず「ゲームをなさるのなら、こちらの方が……」と、殆んど同じだが、 GeForce 8800 を乗つけた製品の前へ引つ張て行く。「ちょっと考へさせて」 と商売上手の店員さんを追つぱらつて、 息子と相談する。と、彼「そんなに速い画面を使うやうなゲームはしないけどね。 それより Vista が心配つて言つてたけどそつちは大丈夫?」 なんて小癪な事を言ふ。しかし至言ではある。でも、私はなんだか無闇にそそられる。 だつて、10 万円で Quad core、2 GB、 250 GB、GeForce ……。(うちの Quadra (Mac Pro) はこれと殆んど同じ仕様。自分では「モンスターマシン」を買つたつもりだつたが、 今や冗談でさへ、さう言ふのが恥かしい。) で、こつちに決めた。

で、件の店員さんを捜すが、彼はおろか、店員さんらしき人はちつとも見付からない。 (ヨドバシカメラさんは、何か意図的にお店をアンダースタッフにしてゐる?) やつと一人見つけたと思つたら、 「私は(メーカー派遣の)販売員なので、ご購入ならば、店員がうかがひます……」。 しかし、その店員さんがなかなかやつて来ない。 次の約束に間に合はせるには、あと 30 分あまりで店を出ないといけないけど、 なんぼなんでも、支払ひをするだけなんだから、それだけあれば余裕だらう。 ラーメンは厳しいかも知れないが。 が、甘かつた。

やつと、やつてきた店員さん、注文すると聞くなり「在庫を確認してきます」だと。 しかも、何故か展示品の前で待てと言ふ。 在庫が有ると解つて、やつとレジまで行く。 ポイントをどうしますかと言はれて、 二枚有るポイントカードをまとめるのも「今日の懸案」だつた事を思ひ出し、 その旨お願ひする。(これが間違ひの始まり。)しかし、 それをやるところは別に有つて、そこにはちょっとした列ができてゐた。 それを見てすぐに「ちょっと急いでゐるから、もう良いです」と言つたが、 担当の店員さんは「いえ、すぐですから」と言つてあきらめず、 しきりにカード担当の店員さんに話しかけるが、彼は「何急かしてゐるんだ?」 と言はんばかりに邪険に私担当の店員さんを無視する。 やつと順番が来て、カードを渡したら「住所が証明できるものを」と言はれた。 情けない事に、カリフォルニアの運転免許証以外、何も持つてゐなかつた。 結局統合はできずに、気まづい思ひでレジに戻る。10 分は無駄にした。(そのあと、すぐそれで買へるのに、 なんで纏める事はできないんだ?)

氣を取り直して、精算、 クレジットカードを渡した。が、その店員さん、それを何度も swipe しては首を傾げてゐる。それからどこかへ電話を掛けて言ふには、 「承認をもらふのに 15-20 分くらゐかかりますが、どうしますか?」 え、今迄、カードを使はうとして、そんな事言はれたためしは無いぞ。 何かの間違ひだらうと、別の VISA カード(同じ銀行の debit card) を渡して確認してもらつたが、やつぱりそれも同じ。 すつかり嫌気が差してきてゐたし、何より 15 分待つて OK となる保証も無い。 レジの店員さん(担当の人とは別)も、なんだか迷惑さう。で、「もう良いです」 と断つて店を出た。

何だか面白くないし、面目ない結末で、帰りの電車はちょっと気まづかったが、 息子はあんまり気にしてゐない様子。ちょっと救はれた気分。 同時に、自分で組み立てるんでなかつたら、 単に新しいゲームマシンを与へるやうなものだつたから、ま、いっか(怪我の功名) と自己弁護を試みたのであつた。


11/10/07 (Sat): 無題

30 ラップ。やっとプールが温水になった。

iPod が Mac に認識されなくなった。Apple Store に持って行ったら、Genius Bar で相談するには、予約が要ると言う。 このところ、On Line Shop でのチャットとかで、Apple の対応の良さを見直しかけていたのに、また「何だかなぁ」と思ってしまった。 が、店員さんが代わりに予約してあげる、と言ってくれて、その前に店内の Mac に継いだら、あっさり認識された。その Mac へ歩いていく間に iPod を reset した由。さすが手慣れたもんだ。 それにしても、何でリセットを思いつかなかったんだろ。 いずれにしても一件落着。


10/27/07 (Sat): 山火事

10/21 (Sun) に珍しく CATV で映画を見ていたら、いきなり「山火事で San Diego 全域に避難勧告が出ている」というテロップ?が何度も流れた。 外を見ても、火事の火等は見えず(自分アパートは 15 階にある上に、件の地域が見渡せる方角に面している)そんな大層な事とも思えない。

ラジオをつけてみたら、カリフォルニア全州で、何箇所も山火事が起きており、 自宅の近所では Ramona というところで、人が実際に避難を始めた、との事。 でも、まあ、そんなに大変な事でもないだろう、と、そのまま寝てしまった。 翌朝、北東の空が一面薄茶色に染まっていた。 あまり広範囲なので、煙かどうか解らない程。 出勤したら、自分の他には社員は 3 人しか来ていない。やっと「これは大変な事かも」と思い至る。 会社の周りを歩いてみた。路上には人も車も殆んど見えず、 駐車場も閑散としていた。 匂いは大した事ないし視程も悪くないのに、暫く外にいると目や鼻が痛くなった。

それから、一週間。 自分の自宅と、会社は、避難地域に入るのを辛うじて免れたが、 社員の半数近くがその地域に住んでおり、実際に避難を余儀なくされた。 この間会社は開店休業状態。 てんやわんやだったような気もするが、 オロオロしていただけだったような気もする。 何より、当初は系統だった情報が少なく、 自分の会社の建屋が、避難区域に入ったかどうかさえ、なかなか確認できない。 (例えば「○○通りの東側」とか言われるが、これがまた、 似た名前がいっぱい有る。)

さすがに、4 日目ともなると、このような避難地域図(?)が、半日ごとに更新されるようになった。 この図を見て初めて、実は避難勧告の範囲が会社の建屋の数 km まで近付いていた事に気がついた。 (避難勧告が解除されてから解っても仕方ないようなもんだけど。) これが最初から出されていれば、上の「やきもき」や「すったもんだ」 の大半はしなくて済んだかも知れない。


10/14/07 (Sun): 航空ショー

自宅のアパートの近所に、米国海兵隊の航空基地 (MCAS) がある。 (かつて、映画 "Top Gun" の舞台になった所らしい。) そのせいか、付近を軍用機がやたら飛び回る(ように思える)。 殊にジェット戦闘機はやかましくて、 頭上を通過すると室内でも会話ができない。

なので、常々忌々しく思ってはいるのだが、一方で、航空機プチオタクとしては、 そこでやる航空ショーを一度は見てみたい、と思っていた。 昨年は、チケットを買うページまで行ってみたのに、あまりに選択肢が多くて、 考えているうちに億劫になってしまった。 今年も、どうしようかなぁ、程度だったけど、 友人達(二家族)が誘ってくれたので勇躍出かける事にした。

が、しかし、使えるカメラが無い。 ディジカメのメモリカードを娘に渡したきりになっているのを忘れていた。 それでは銀塩カメラのデビュー戦にしよう、と徐に OM-2N を取り出す。 予備のフィルムも一巻持って、家を出るが、友人の車を待っている間に、 ふと、ファインダーを覗いてみると、何と電池が無い……。 スイッチを off にするのを忘れていたみたいだけど、 それでもそんなに早く電池切れになるものだろうか。仕方ない、Manual ででも、と思って持って行ったが、結局車の中に置いて行く事にした。 (Manual で、飛行機がちゃんと撮れるとは、とても思えなかった。) という事で、今回、写真は無し。

手狭になった San Diego 国際空港を移そうって話があるくらいなので、 飛行場はやたら広い。で、駐車場には事欠かないが、でも、 駐車してから随分歩かされる。 歩いても歩いても、なかなか有料エリアへのゲートへ辿り着けない。 まあ、わざわざ有料エリアに入る事もないような気がするが、 無料で済ますには椅子を持参しないといけないかも知れない。 場慣れしているように見える地元民達は、 色々な椅子を持って来て思い思いにショーを楽しんでいるように見えた。

とは言うものの、有料の席は(最低料金の我々のでも) それなりにメリットが有って、ちょっと高くなっているおかげで、 滑走路がずーっと先まで見える。 F-16, F/A-18, F-15, AV-8, P-51? の離着陸を堪能した。F-117 は (来場が遅かったので)遠目に見ただけ。F-15 が、滑走から、いきなり 45 度以上の角度で離陸していったのにはびっくりした。 いつもこんな具合に垂直 :-p に離陸してくれたら、 周辺住民には騒音の点で助かるんだが(燃料食うからやらないだろうけど。) 急上昇や、急旋回の時の轟音はすさまじく、また、真っ白の霧につつまれる。 逆に、機種を 30 度以上にも上げて「こんなに遅くも飛べます」なんてのもやってた。

(化石)軍用機オタクの自分としては、大変印象的なんだけど、 それでも、飛行機だけを何時間も見ていられるものではない……

を見越してか、色々な趣向を凝らして、 サービス精神旺盛なところを見せてくれた。

季節外れの暑さと日差しの強さに辟易してきた事もあり、 「午後の部」が大部残っていたけど引き上げることにした。 が、飛行場の一部を使っただだっ広い仮設駐車場は、目印が殆んどない事も相俟て、 自分達の車を捜すのに苦労した。

10/6/07 (Sat): R 指定

ちょっと前に "Brave One" () を見た。「Jodie Foster が主演」というだけで選んだみたいなもんだけど、さすが R 指定(成人指定)なだけあって、結構エグイ場面が有った。 (しばらく「夜の外出は控えよう」と決心するくらい。) Trailer は、誰が見ても良いように作ってあるので、 これ程とは想像がつかなかった。 あと、ちょっと驚いたのは、主人公が初めて人を射殺する場面で、 館内に拍手が湧いたこと。

今週見た "Good Luck Chuck" (Mark Helfrich 監督、Dane Cook, Jessica Alba, ) というコメディも R 指定だった。こっちは "Strong Sexual Contents" のせい。 でも、あまり気にせず(期待もせず?:-p) 劇場に入ってみたら、驚いた事に他に誰も居ない……。 長い予告編の後、本編が始まっても、一人っきり。 Jessica Alba が、とても綺麗で可憐だったので、そのうちそれも気にならなくなった。 でも、劇場を出る時でも、入口付近に一人若い男性が座っているだけだった。 「へー、こういう『R 指定』は受けないのかぁ」と思いつつ、 なんだか決まり悪いような気もしてきたりして。


9/29/07 (Sat): 新総理

このところ、ちょっと取り込み中で、水泳はお休み。 (ちょっと間が空くと億劫になる……?)

ずっと部屋に引き込もっているのもナンなので、映画でも、という事で "Sydney White" (Amanda Bynes 主演、Joe Nussbaum 監督)を見た。なんか、"She is the Man" (Andy Fickman 監督、2006) と「かぶる」というか、印象がそのまんまという感じ。 いわゆるひとつの「青春映画」って奴ですね。() それにしても、女の子達は皆とっても早口で、何を言ってるのかちっとも解らん……

このところ買物も調理もサボり気味なので、 通常の食料の他、水やお酒も補給してきた。 久し振りに、冷蔵庫が賑やかになって、しかも、ワイン、ウイスキー、 焼酎、日本酒が揃って壮観(という程でもないけど、なんだか嬉しい。)

ついでに、日本語の雑誌(週間朝日、世界)と文庫本(東野啓吾「卒業」 「私が彼を殺した」)も買ってきた。土日これで潰してしまいそうで怖い。

その週間朝日が福田さんの特集を組んでいた。「福田参上! 総力 20 ページ」と、表紙は何だかとっても勇ましいけど、 記事の方はそんなに力が入ってるようには見えなかったなぁ。 ともあれ、あれよあれよという間に首相になって、週明けには所信表明演説をやるという。 官房長官時代の記者会見でのやりとりを聞いてから、 私はちょっと彼のファンになった(「おお、珍しく『普通』の人だ」)けど、 首相としてはどうでしょうか。なにしろ私には 「二世や世襲の政治家を元首にすえるのは国際条約で禁止すべき……」 という信念(単なる思いつき)が有って、 もしこれが 10 年前に実現していたら、世の中の困難の大半は免れたに違いないと信じている。 なにしろ Bush さん, 金正日さん、小泉さん、安倍さん他が居なかった訳ですからねぇ。 福田さんがこの信念を覆してくれるか、それとも「ほうら、やっぱりな!」となるか。


9/22/07 (Sat): iPod

愛用している iPod nano がハングした。もう 8ヶ月も使っていてこれが初めてだから、優秀だ、とも思うけど、 一方で、なんだ、やっぱり普通のガジェットかぁ、とも思う(←当たり前!)。

おもむろに小さな穴を探す(何でや:-) が、勿論そんなものは見つからない。 Nano についてきた一枚ペラの「取説」にもリセットの方法は書いてない。 そろそろパニックになりかける頃、ふと iTune の Help menu を見る事を思い立った。(←何で初めから思いつかない?) Hold button を一度 On/Off してから、Menu と Select ボタンを同時に押せば良いらしい。やってみたら、無事 Apple mark が出てきた。 (でも、これ結構難しい。)

ハングのちょっと前に、ラジオの録音ファイルの一つが聞けなくなる、という事件も有った。 iTune ではちゃんと聞けるし、iPod の上でもそれらしい再生時間が表示されるのに、 一瞬ブツッという音が聞こえるだけで、次に行ってしまう。 そのファイルだけの問題なので、それを一度消してまた置く、などの操作をしてみたが、一向に問題は解決しない。 不気味だ……


9/15/07 (Sat): 無題

30 ラップ泳いだ。もう水が冷たい。早く温水にして欲しいぞ。 (うーむ、私も他のサンディエゴ人同様、かなり軟弱になってる。) ところで、久しぶりに(このプールでは初めて?) 平泳ぎとクロールの差(と体力の差)を見せつけられた。 隣りのレーンの若者とたまたま一緒にスタートしたのだけど、 私が 1 ラップ泳ぐ間に彼氏きっちり一往復している。 ちょうど二倍の速さ、という事かぁ。 それでもクロールを練習しよう、という気にはなれないけど。

9/1/07 (Sat): ラスベガス・グランドキャニオン

家族が学校の夏休みを利用して San Diego に滞在していたが、 彼らといっしょにちょっと遅めの夏休み(私の)を取ってきた。

こちらの友人達は皆ラスベガスやグランドキャニオンには行った事があり、 「行った事ない日本人は珍しいんじゃないですか?」なんて言う。 しかし、「定番」と言われると、臍曲りな私は逆に「ちょっとなぁ」と思ってしまう。 それでも、今年もディズニーランドでお茶を濁したら、これもやっぱり「ちょっとなぁ」 なので、諦めて、ラスベガス・グランドキャニオン旅行を計画する事に。

8/24/07 - 8/26/07

ラスベガスの感想は「そこそこ」というところか。 確かに、ホテルやショッピングモールは馬鹿でかくて豪華、 呼び物のショーも面白かったけど、しかし、カジノはちょっと 白け気味だし、何より屋外は暑い!

本格的な(有料の)ショーは、"Stomp Out Loud" と "Mistere" を見た。 どちらも良かったけど、感動したのは前者。 特に、何やら柔らかいパイプを使った演奏は、一人でホワワ〜ンとやってる間は、 どうやったって楽器らしくないし、ましてや音楽になりそうもないのに、 段々と人が加わるにつれ、不思議にリズムやメロディが出てくる。 この演出がとても良かった。(他の演奏も「実は大変なのかも」と思わせるし。) 帰り道、とにかく何か叩きたくなって困ったが:-) 実際に叩き始める人が何人も居た。米国ならでは、かも。 それを見透したかのように、劇場の出口の売店では、 床ブラシやドラムのスティックを売っていた。 「気違いに刃物」なんて言葉を連想してつい笑ってしまう。

その一方、カジノはあまり感心しなかったなぁ。 ルーレットならルールは簡単だし、その上、 ルーレットやテーブルが小振り(しょぼい、とも言う:-p) なので、入りやすそうだったのだけど、 30 分くらい見てても、結局空席ができなかった。 それではと、スロットマシンに挑戦したけど、 こちらは何が面白いのかさっぱり分らん…… 周りでやってる人達(何故かおばさんが多い)も、 とってもつまらなさそうだし、一人のおばあさんが、 1 cm くらいの札束を握り締めているのを見て「お」と思った以外は、 何も感心するような事は無かった。(札束だって 1$ 紙幣なら 1 cm でも一万円程度だし。) これなら、日本のパチンコ屋のほうが、よっぽど緊張感も熱気も有るぞ。

8/27/07

しかし、ラスベガスから出発するグランキャニオンツアーはなかなか良かった。 参加人数によってバスかバンになる、とは聞いていたけど、 我々家族四人に専属?のバンとガイドが付く事になろうとは思っても見なかった。 そのガイドさん、モルモン教徒で、純朴で折り目正しい好青年。 日本には一年あまりしか居なかったというのに、日本語がペラペラ。 (きっと日本へは布教に行ったに違いない。) 家族だけで、しかも、日本語で通せるとなると、なんだか、緊張感がなくてダレてしまう。 移動の間は殆んど寝てたのではないだろうか、ウチの家族は。 なので、せっかくのガイドさんの歴史や地理の説明も殆んど聞いてなかったような気がする。

Zion 国立公園は、山登りが好きだった者なら「堪えられまへんなぁ」 というところ。 日本の北アルプスも良いけど、こっちもまた凄い。 空気が澄んでいるので、距離感が狂って一見こじんまりして見えるけど、 規模は、上高地と同じくらいか?Google Earth だと、分り難いけど、 今回バスと徒歩で辿ったルート(赤線)は、大体、 上高地から梓川沿いに槍沢の入り口付近までと同じくらい。 でも、途中の景観は全然違う。例えば、 一部 U 字谷になっている穂高カールと、 砂岩が河に浸食されてストンと落ちている Angel Landing

という訳で、ツアーの集合写真。 ここから先は、川の中を歩く必要がある、という一般登山道の終点で、 源流まで往復すると二日かかるんだとか。 そそられるけど、テント担いで二日間も川の中を歩く元気はもう無いなぁ。 絶景は他にも色々有ったけど、一つだけ選ぶなら、 これ、weeping rockではなかろうか。

シャトルバスの運転手さんが、この景観ができた理由を説明する中で、 "Expoliation" と連呼していた(ように聞こえた)ので、 ガイドさんにどういう意味か聞いてみたら、「剥離」とか何とか教えてくれた。 しかし帰って辞書を引いみたら、そもそも、そんな言葉はない。Expo'r'iation かなぁ、なんて色々悩んだけど、実は exfoliation (表層剥離)だったらしい。 うーむ、'L' と 'R' ならしょっちゅうだけど、 'F' と 'P' を混同するのは初めてかも知れない。ちょっとめげた。 でも、ガイドさんはなんで訂正してくれなかったんだろ。

その日の泊りは Powell 湖畔のロッジ。 愛読する開高健「もっと遠く!」に出てくる砂漠の中の人造湖である。 食事の前に、日没を見に行った。 "Morgen Rot" ならぬ "Abent Rot" が綺麗だ。

が、しかし、何とはなく寂しいというか荒廃した雰囲気が漂う。 そう、開高さんが釣行に来られた頃(1980年前後?)の写真から比べると、 随分水位が下ってしまっている。ガイドさんによると、最近になって 30 m も下がったらしい。(これは 30 feet の間違いじゃなかろうか……。) いずれにせよ、もともと浅いので、面積にしたら半分になっているかも。 (google map で実際に島だった中央の "Antelope Island" が、google earth では陸続きになっている。) 「これじゃそのうちアラル海みたいに……」と心配になる程だけど、 こんなのを目の前で見せつけられていても、 やっぱり地球温暖化は「明白な危機」ではないのかねぇ。

しかし、水は少なくても、まだ魚は豊富と見えて、岸からほんの数メートルのところで、 40 cm はありそうな、Striper (と思う)を見かけた。 で、レストランの晩飯で、その Striper を注文してみたが、やめておけば良かった…… 材料は良い筈なのに、何の熱意も工夫もないソテーがゴロンと出てきてガッカリ。

8/28/07

翌朝、日の出を拝みたい、という家族の希望で早起きしたけど、 何故か、まだ暗いうちから出かけようとする……。 エライ熱心な事で、と思いつつ付き合ったけど、 明るくなったのにお日様が出ないのはおかしい、としきりに不思議がる。 真っ暗の中で日が出て、いきなり朝になると思っていた由。 (ふーむ、それって日の出なる物を見た事がないって事か?) 日の出 はなかなかのものだったけど、期待の "Morgen Rot"は「今一」(空気が澄みすぎているせいか、 赤くなる前に明るくなってしまう。)

朝食の後、Antelope Canyon へ。 インディアンのおじさんの運転するジープに乗り換えないといけないんだけど、 これがまた凄いシロモノ。 「ぽんぽんぽん……」と、漁船の「焼き玉エンジン」 を思わせるような音を出して(かろうじて:-) 走るのであった。 他の「ジープ」は、普通の音なので、単に我々のだけが整備不良だったみたい。 しかも、雨の後の砂を盛大に荷台(つまり我々乗客)にはね上げる。

まあ、しかし、(Upper) Antelope Canyon が良かったから許す。 これもまた、砂岩と水が作る芸術。昔 National Geographics 誌か何かで、 こんな写真を見てとても感心した事を覚えている。(この写真はgoogle earth から辿って見つけた。)しかし、実物はまた臨場感が違う(あたり前。 でも、写真にしたらショボイ。カメラが(腕も)格段に落ちるからなぁ。)

それからまた延々と砂漠の中をドライブして Monument Valley へ。 西部劇や劇画でおなじみの風景。例えば左と右の Mitten。 (邪魔物が写っているが、コンセプトを説明しようとしているのである。) 西部劇ではなんか「お約束」になっているので、 こういう風景は極ありきたりなんだろうと思っていたけど、 実はかなり珍しいものらしく、「駅馬車」以降、 たくさんの映画がここで撮られたらしい。これも有名な Three Sisters (三人の尼さん?)一人多いような気もするが:-)

この日に昼食は、今回のツアーの唯一の御仕着せの食事で「ナバホタコス」。 ナバホ族の伝統料理に少し手を加えて……、という物らしいけど、でもまあ、 やっぱりタコスでしょう、を食べた後、グランドキャニオンに向かう。 北(コロラド川の上流)から近付いて行くと、だだっぴろい平原(高原)に、 さりげない谷から始まり、それが >大渓谷 になっていく、という印象。 (山と違って遠くからは見えにくい。)で、いきなり Desert View に出てこんな景観に出くわす訳だから余計感動する。 (写真は Desert View からコロラド川の上流を見る。) この旅行を通じて、いつも視程が何十マイルもあり、遠くまでくっきり見えた。 しかし却ってスケールが分り難いきらいが有ったが、 写真は実際より「空気遠近法」が効いている。(青かぶりの怪我の巧妙か?)

その展望台で見た奇妙な人達。 乗ってきたバスからここまで目隠しして連れてきて、一斉に紙袋を取って「オー」 という趣向らしい。 かねてからアメリカ人ってアホに違いないと思っていたが、 この団体はしかしドイツ人だった模様:-p。

去り難いものがあったが、いつまでもそこに居る訳にもいかず、ちょっと移動して、 Mathers Point までグランド・キャニオンの夕日を眺めに行った。 暮れ泥む渓谷も良かったけど、こっちににもちょっとびっくり。 他の(日本語)ツアーのガイドさん、余裕で微笑んでいるけど、実は彼女の足元は、スパッと何百メートルも 切れ落ちている…… この人の方は何だか「恐怖心」がすっぽり抜け落ちている? 普通はこんな感じにちょっとくらいは笑いが硬ばると思うんだけど。

この日の泊りは Bright Angel Point のロッジ。

8/29/07

この朝も早起きして、日の出を見に行く。 爽やかで、豪快で、美しい御来光でありました。

ロッジの食堂で、ビュッフェの朝食を食べてから、 Bright Angel Trail のハイキングに出発。ルール(何の?)で、ガイドさんは同行できない、とかで、 我々だけで出かける事に。

トレイルを歩き始めた途端、ラバの落とし物に出くわす。しかも盛大。 落したばかりらしく、匂いも凄い……。 ラバに乗ってトレイルを下るツアーがあって、それが結構繁盛しているらしい。 しかも、朝一で歩き始めたら催す、 という事らしくスタートポイントあたりに集中していた。 再生可能なエネルギーの成れの果てとは言え、「ちょっと何とかならんか。」

しかしながら、 トレイルからの眺めは最高。 写真に白く見えている登山道の先まで行きたい気がするけど、そこまでは 4時間の道程なんだとか。 道中、リスを良く見掛けた。大きいのと小さい種類が居るみたいで、 こちらは、その小さい方。 エサをやってはいけないはずなのに、やる真似をしたら、この通り。 あまりこのルールは守られていないと見える。

最初のトイレがある休憩所まで、約一時間かかってしまった。 もうちょっと行ってみたい気がするけど、山登りと違って、 「谷下り」は帰りが登りなので、引き返す事にした。 「谷下り」のもう一つの特徴は、あまり風景が変らないことかも知れない。

帰りは結構きつかった。 (よっぽどトレーニングしないと、もう普通の山登りはできないなあ。) 子供達がどんどん先に行くので、 「そんなに急ぐとバテるぞー」と声を掛けたけど、 そんなシロウト達の前に実はこちらがバテてしまった。 でも、そんな中、運良く白頭ワシ (Bald Eagle)?を見る事ができ、 一度は、ほんの数十メートル先を飛んだけど、写真は間に合わなかった。 (実は、双眼鏡でさえ視野に入れる事ができなかった。Bird Watching は難しい趣味なんだ、きっと。)

予定の地点で引き返したのは正解で、ちょうど予定の時間に帰り着けた。

合流したガイドさんと、I-40 に乗って帰路に着く。 途中、Seligman の Route-66 Visitor Center に立ち寄った。I-40 ができた事で寂れてしまった Route-66(Chicago から LA まで) を、歴史的な遺産として保存しようという運動?の中心になってきたらしい。 が、私には、I-40 の方が懐しいくらいなので、ちょっとピンと来ない…… 隣のアイスクリーム屋さんは、ジョークばかり言って、 なかなかアイスクリームが出てこないので有名なところらしい。 (その時は知らなかったが。) ネイティヴでなくても解るジョークにしてくれているらしくて、ちょっと好感が持てた。 これといい、その裏庭にある映画の "The Cars" のモデルになったというクラシックカー (実はスクラップ)のこの カタカナのライセンスプレート といい、このあたりでは日本人は上得意なのかも知れない。

付近の In & Out で昼飯。生々しいハンバーガーが結構おいしかった。 私には「いつもの通りの味」なんだけど、家族は「San Diego では一度も連れて行ってもらってない」と文句を言う。 確かに某マクドナルドよりはおいしいけど、そんな恨みを持つ程のものではないと思うのだが。 店員さん(複数)が、どう見ても小学生くらいにしか見えなかったので、 ガイドさんとアメリカじゃ何歳から働いて良いの?という話題で盛り上る。 アイダホ州では、14 歳で運転免許を取って、一人前に働く、 という話にはびっくりした。

さらに、Mead 湖へ。そのダムヘ着いたら、この時の気温は何と 45 ℃!! だんだん、標高が下ってきている上に、もともと砂漠だし、という事なのか。 エアコンが効いた車内から、外へ出た途端に実際にクラクラした。 ガイドさんは、色々説明してくれるけど、そさくさと車に戻った。 Mead 湖もかなり水位が下っていたけど、遠浅でないせいか、Powell 湖程は落魄の感じがしなかった。House boat は見かけなかったけど、 クルーザー級のヨットが浮かんでいた。どんな人が何やってんだろ、と思う。 何より、どうやって、湖まで運んだんだろね。

Mead 湖から Las Vegas はすぐそこ。途中の Boulder 市は、Colorado 州の Denver の近所の町とは別。 「貸り切り客」の特権を行使して、本来の解散場所ではなく、我々のホテルまで送って貰った。


6/23/07 (Sat): 東京通信(その 2)

東京通信てったって、この週の半分以上は四国に居たんだけど。

かつては、ThinkPad X22/23 + Linux + Wilcom AirEdge (かつての Air-H")のつなぎ放題で、ほぼ完璧なモバイラしていたのですが、 たまにしか日本に帰らない、となると、 これをずっと契約しておくには月額料金が高すぎる。 (以前は月額基本料金が安い従量制のプランもあったように思うのですが、 今は見付からないですね。) また、帰国時そのつど契約するのは、これもまた費用と手間の面で大変 (一度、四国の片田舎でこれをやろうとして、大騒ぎした。)

それに代るものを物色してみたけど、どうも、これ、という物がない。 そうこうしているうちに、どうしてもインターネットに継ぐ必要が出てきて、 悩んでいると、同僚が、近くのマクドナルドに、SoftBank BB のホットスポットが有るよ、と教えてくれた。早速、SB のサイトへ行ってみたが、例によってどうもよく解らない。 特に、その時点での最重要事項「今すぐつながるか?」が未詳。

でも、Google のおかげで、So-net がこれを使ったアクセスサービスを持っている事がわかった。有難い事に、 新たにする事は「デイリープラン専用 ID」を取得するだけで、それも即発行されるらしい。 迷わず申込をしてしまった。

すぐ、件のマクドナルドに出かけて試してみたが、「とりあえず Web Browser を立ち上げる」事に思い至れば、ログイン他はスムースだった。 今回は、WindowsXP on ThinkPad T60 だったが、WEP Key 設定のあたりで「不適切」な表示があったけど。 とりあえず、用事は済ませる事ができて、 「なかなか悪くないじゃん」と独りごちる。 こういう時には、ESSID とその電波の強度をペアにしてリストしてくれる機能はありがたい。 (今では、Linux にだってそういう機能は有るんだろうけど。)

が、御機嫌だったのはそこまで。 羽田空港でも、接続そのものは簡単だったけど、途中でよく切断される。 何十分か使わなかったら、接続断になるのは承知していたけど、どうも、 それでは無さそう。しかも、WLAN が OFF になる事も。 こちらはさすがに、XP の設定がからんでいるんだろうけど、 最初にマクドナルドで試した時はそんな事はなかったし。

四国へ移動した後、実家の (analog) 電話回線によるダイアルアップを試したが、 何故かうまく行かない。(Linux では実績あるんだけどなぁ。 こういう時は、Windows は本当ににっちもさっちも行かなくなる。) で、市内に一軒だけある BB モバイルポイントのマクドナルドが、自分にとっての唯一の Internet アクセスの方法となってしまった。(ちなみに NTT の「ホットスポット」は一箇所も無い:-) この店は、となりの日本食店からもアクセスできるくらい電波は強いのだけど、 接続が切れるのは同じ。しかし、どうも、WLAN が OFF になる事が主原因らしい。元から「WLAN の消費電力関連」の設定はしていないので、何が悪いのか未詳だし、 タイプ(入力)を止めて 1 分もしないうちに切れてしまうのはおかしい。

それより何より、そこまで車で出かけて行く必要があるので、「ここで Internet アクセスの用事は全部済ませよう」なんて思うけど、所詮無理な話で、 帰宅後、(当然ながら)だらだらと「あれも知りたい」 「これも要るなぁ」となってくる。要するに、 Note PC が有っても、それが Internet につながってないとあまり効率が良くない。やっぱり Air-H"は良かったなぁ:-p たまにしか帰ってこない出稼ぎのために、従量制を復活してくれませんか、 Wilcom さん。


6/16/07 (Sat): 東京通信

半年ぶりの一時帰国。

ANA さんは、どうも私のウィークポイントを御存知のようで、 今回の便では、「赤ひげ」をやっていた。 飛行機の中では資料に手を入れなくては、という決心は、 これを映画メニューで見付けた時点で、すっかり忘れてしまう。 一度観たような気がするのに、内容はちっとも覚えてなくて、 あの青年医師が加山雄三だと気がつくのに、1 時間くらいかかったぞ。(ひょっとしたら、原作の方を読んだだけかも。) それにしても凛々しいねぇ、若大将。 「七人の侍」の「いてもたってもおられん程の感動」とまでは行かなかったけど、でも、凄く良かった。

それにつられて、"Rocky Balboa" も見たけど、こっちははっきり言って駄作。 スタローンさんのパンチがゆらゆらしている:-p。 何より、もうボクサーの体じゃないぞ。見ていて痛々しい。 ストーリーもなんだか「必然性」がなくて、 「どうしてまたやるの?」が良くわからん。 最近、TV で "Rocky" の第一作を見て、その良さを見直したところだったので、 この最新作には余計がっかりした。

成田に着いた第一印象は「蒸し暑い!」 地面が濡れていたから、雨上がりだったのだろう。 でもその後「甘い、今日はそんなに暑くないよ」と家人に言われた。 "Sandiegans whine!" (サンディエゴ人はすぐ弱音を吐く)らしいから、 私も少しは「かぶれ」てきたのかも知れない。

翌日、ひさしぶりに電車に載って出社したら、着いた頃には足(膝)ががくがくした。 大部弱っているなぁ。 少々ウォーキングするくらいでは、まだまだ修行が足りてない、と見える。 でも、電車通勤も、長く立ってはいるけど、大して歩いていない。 膝には良くないかも。

が、そんな事はまだ序の口。一日は、新宿に出勤したけど、これがまた凄かった。 慣れてないもので、一番込んでいる時間(8:30 新宿着) に一番込んでいるあたりに乗ってしまったらしい。 しかも、押されるのを、腕立伏せの要領でささえるポジションになり、40 分後新宿に着いた頃にはクタクタで汗まみれ。 朝の通勤電車くらい冷房をケチらないでね、京王さん。

一方で、Felica を応用した?PASMO は凄い。とっても便利。 なんか、日本的洗練の極み、という気がする。 でも、便利さの担保とでもいうのか、「残高が 2000 円を切らないように、自動チャージされる」ってのは何だかなぁ。 このテクノロジー・この各社の協調性を、 次は「ラッシュ時の混雑緩和」に振り向けて欲しいもんだ。


6/2/07 (Sat): あわや陪審員に

50 lap。

何と、裁判所から陪審員になれ、との召喚状が来た。 出頭しないとコワイゾォ! とばかり、召喚を無視した時の罰則が最初に書いてある。あっちゃー、この忙しいのに! 何より私の語学力では、とても御役に立てそうもない…。

等と心配しつつ読み進めていくと、 後半は義務免除を申請するためのフォームになっている。 その先頭に「資格が無い (not qualified): 1. 米国市民ではない [], 2. ....」という欄が有った。 私の場合、どうもその 1 番に check して送り返せば OK という事らしい。(免除申請の理由を審査する、なんて書いてあるけど、 まさか市民権が無いのに「どうしてもやれ」とは言わないだろう。) なあんだ、脅かしやがる。 それ一個で理由としては十分だろうけど、ずっと読んでいくと、 「英語が十分に堪能でない」という、お断りの理由も有った。 念のためにこっちも check しておこうかと思ったが:-)、 余計な事をして面倒を招く事もあるまい、と思い直す。

市民権もない住人にとりあえず召喚状を送る、 等というセンスというか大雑把さに、ちょっとあきれた。 でも、考えてみたら、戸籍も住民票もない国で、 もれなく召喚状を送るとしたら、この手しかないのかも。

そもそも、州政府が私の名前と住所をどうやって知ったか不思議。 思い当るのは、運転免許関連くらい。 だけど、そこでは「ステータス」をちゃんと申告したはず。


5/26/07 (Sat): 寿司屋でうどん?

40 ラップ。プールサイドの人出が多いのは珍しくないけど、 プール内が賑うのは久しぶり。 独りで泳ぐのも注目されているようで嫌だけど、 人の間を縫うように泳ぐというのも欝陶しい。

昼休みはなるべく歩く事にしている。おかげで膝の調子が良い。 が、それまで習慣にしていた「うどん」が食べられないのが難点(40 分かそこら歩くと、その後自宅に戻って「うどん」を作って食べている時間が無い)。 しかし、最近、会社の近所に回転寿司屋ができて、 そこで「うどん」が食べられるようになり、 早速行ってきたイラン系アメリカ人によると『結構いけま』との事。 (うーむ、尋ねた相手が悪かったような……)

「おお、ありがたい」と、早速ウォーキングの後試してみた。 なんだか、 お社みたいなちょっと珍妙な建物(和風という事はわかる)だけど、中は広い (無駄に、とつけたくなるくらい)。 天井の高さが効いているに違いない。 回っている寿司には透明プラスチックのカバーがかかっていて、 既に「なんだかなぁ」だけど、まあ今日はうどんが目当てなので、寿司関連には目をつぶる。 メニューには Plain Udon Noodle と Tempura Udon Noodle が有る。通としては、やはりここは「素うどん」 でしょう、という事でそちらを注文。 かなり待たされている間に「あがり」をお願いしたら、 ちゃんと湯飲みが出てきたものの、中のお茶はテーバッグだった。 ともあれ、そのうちにうどんも到着。実はきつねうどんだった。麺のコシはまあまあ。 でも、「つゆ」がいけない。 関東風で色が濃いのが今一…、なんて贅沢な悩みではなく、そもそもダシが出ていない (醤油をお湯で薄めただけのような感じ。でも、色はもっと黄色に近い。)。 あーあ、がっかり! もうちょっと何とかなっていたら、(文句言いながらでも)通い詰めるんだけどなぁ。


5/19/07 (Sat): 無題

30 ラップ。膝はかなり良くなったみたい。でも疲れた。 どうも全般的に体力(持久力も瞬発力も)がかなり落ちているように思える。 昨日、昼休みにテニスをしたら、ラリー 30 分で息が上ってしまった。 普段は試合が主なので、さほど体力を使ってないに違いない。 泳ぐ方も、距離もスピードも伸びていかないし。(まあ、トシという事なのかも。)

5/15/07 (Tue): Nobel Laureate

さる会合のために Stanford 大学まで出かけた。 錚錚たるプロフェッサー達が自ら研究成果のアピールのためのプレゼンテーションをする。 ちょっと感心した。 しかし、畑違いのせいか、先端的するぎるのか、かなり「猫に小判」であった。 (一方、不遜にも内心大した事は言ってないな、とも思う:-) 例えば Carbon Nano Tube をチャネルにした FET の性能を厳密に模擬する前に、 どうやってそれをきちんと並べるのかを考えた方が良いような気がする:-p)

本当を言えばまだメンバーでない私達も、ディナーに呼んでくれた。 Stanford 大学の中を歩いて学内のレストランまで行ったが、 まあ、凄いところでは有る。Oxford 大学にも圧倒されたが、こちらは「富」という事にかけてはさらに上を行く感じ。

しかし、ディナーの Alaskan Halibut は今一だった。それもそのはず、開高健さんが「オーパ、オーパ」 で御自分が釣り上げた Halibut について、「刺身とスープ以外は全部ダメ」と言ってる。 (先日これを読み返した直後、何の偶然か、 このディナーの選択肢に上ってるのを知り、敢えてそれを選んだのだった。) ソテーにした Halibut は開高さんの評価通り(分量は多いけど)あまり旨くなかった。 というか殆んど味が無かった。 (これでは刺身にしても旨いかどうか大いに怪しい。)

しかしディナーの呼び物は、勿論、この Halibut ではなくて、ノーベル賞受賞者のスピーチだった(んだと思う)。 初めて生で受賞者を見たので、ちょっと感激して、 どんな話をしてくれるかな、と凄く期待を募らせたけど、内容は「(IT) 産業界は、(紙に代るような)永久メモリ素子を開発すべき」というもの。 いくつか印象的な指摘もあったし、話は面白かったけど、 全体として凄く感動するようなものではなかった。 門外漢(しかもちょっと酔っぱらっている)に、 そんな凄い講演をするはずもないけど、ちょっとがっかり。 R. P. Feynman の "QED" は、さる講演を元にしていると聞いたけどなぁ。 しかし、だからって、そんな期待をする方がお角違いというもの。 第一、"QED" は何度読んでも私にはよく解らなかったので、 今回たとえば実際にそれを講演してもらったとしても、 迷惑なだけ、と思ったに違いない:-p。


5/12/07 (Sat): 無題

昼間ちゃんと歩いて、食事も控え目にしているのに、 この何日か下痢気味。原因不明だけど、苺の食べすぎかも知れない (お酒の飲みすぎという事はないと思うが…) で、水泳はパス。

体調が今一と言うものの、 一日中ひきこもっていたら、余計気が滅入る。 なので、ちょっと腹具合が心配だったけど "Disturbia" を見に出かけた。首尾はまあまあ、かな。 でも、trailer (予告編?)そのまま、の感有り。 会話が殆んど解らなかった。"Spiderman 3" でかなり理解できたので 「あれ、ちょっと上達したかな」と思ったのは幻想であったか。


5/6/07 (Sun): 無題

実は、先週の「大失敗」には後日談が有って、 その翌日またバッテリを上らせてしまったのでした (今度は会社の駐車場)。 この二度目は、どうも室内灯が点いていたのが原因。 でも本人はちっも覚えがない。 ひょっとしたら、バッテリが上った時に、 ラジオや時計みたいに強制的にリセットされたのかなぁ。 ともあれ、また同じ同僚に駆けつけてもらった。 本当に申し訳ない。

膝の不調をなんとかしようと、このところ、昼休みはうどんを我慢して、 ウォーキングに勤しんでいる。 その甲斐有ってか、痛みを感じる事が殆んど無くなった。 で、ちょっと(恐る恐る)泳いでみたが、こちらも膝は大丈夫だった。 ついつい大胆になって、50 ラップ行った。

"Spiderman 3" を観た。IMAX がどんなものか興味が有ったので、on-line でチケットを買ってから出かけた。 内容については、あまり期待していなかったが、意外に面白かった。 ストーリーが荒唐無稽なのは、まあ、ご愛敬。しかし、IMAX は、単にスクリーンが多少大きめ?くらいのもので、がっかり。

でも、戻って大分経ってから気がついたのだが、どうも、普通のと IMAX のを一緒にやっていて、私はどうも普通のを観たみたい…。(IMAX は値段が多少高いのだった。)うーむ、on-line で買っていながら間違えるとは…。ひょっとして Ticket box のお嬢さんに間違えられたか。大体、あの Kiosk (credit card を差し込むと購入済み ticket が発券される)って奴がまともに動いているところを見た事ない。 これじゃあ、on-line でチケット買う人は居なくなるんじゃないか。


4/29/07 (Sun): 大失敗

早朝に 30 ラップ泳ぐ。寒いし曇っているしで、プールは貸し切り状態。 一月以上空いてしまった上に、このところ極端に運動不足。 そのせいか、泳いでいて膝が痛くなった。 うーむ、これはなんぼなんでも情けない、本当にちょっと考えないとマズいかも。

でも、出勤しなくては、という事で(毎週出ている訳ではありません) 車に乗ろうとしたら、何と完全にバッテリが上っている。 買ってからこちら(追突事故を除いて)この手のトラブルと無縁でやってきたので、 どうしていいものか解らず、パニックになってしまった。

アパートの門番(兼 valet parking 要員)のお嬢さんに相談してみるが、さっぱり要領を得ない。 (というか私の英語力のせい。 アジア系女性の英語は比較的よくわかるという自信が崩れてしまった。) 仲間内で問い合せてくれたようだが、結局 Jumping Cable (Booster Cable?) が必要だが、それ無くてはどうにもならない、という事になった。 何百台分もの駐車場を管理していながら、そんな筈はないと思うのだが。

仕方なく、同僚に電話してみたら、夕方には来てくれる、との事。 しばらくしたら電話をくれて、Jumper Cable を友人に借りれたのでそれを持ってすぐに来てくれると言ってくれた。

しかし、どうも家族揃っての外出を邪魔したみたいで、 奥様とお嬢さんが一緒だった。まったく申し訳ない限り。 幸い、Booster Cable で継いだら無事エンジンがかかってくれた。

しかし、原因が解らない。ライトをいつも Auto にしてあるので消し忘れ、という事はないと思うのだが。 ひょっとして Auto のつもりが、small lamp になっていたのかも。


4/14/07 (Sat): Wild Hogs

休日出勤。

普段からオフィスのカードキーを持たずにトイレに行っては、 締め出しを喰らう事がよくあるのだけど、今日は昼飯に出てそれをやってしまった…… 休日なので、ドアを開けて入れてくれる人は誰も居ない。 まあ殆どやる事はやったし、いいか、という事で、 会社の近所の(いつもとは違う)ショッピングモールへ。久し振りに Barnes & Noble へ行って、"Commander in Chief" の続編を探す。 なかなか見付からず、忙しそうに商品の棚卸しをしているお嬢さんに声をかけた。 「あー、"Chief of Commander" だっけ? "Commander of Chief?"」等と連呼していたら、笑って、でもちゃんと "Commander in Chief" を出してくれた。そんなに有名な TV 番組だったのか?

もう一つの収穫は、Clive Cussler, "Black Wind" のハードカバーがバーゲンで出ていた事。なにしろ $6!、迷わず買ってしまった。 なんかホクホクしていると、レジのスキンヘッドの兄ちゃんに、 列の最後に並べと怒鳴られた。Barnes & Noble の店員さんは、物静かで好意的な人が多いのに、こいつはとても横柄。 指さされた(フォーク並びの)列は、10 m も離れている上に、実際そこを(知らずに)通ってきたので、 誰かの前に割り来んだわけではない。 「そこを通ってきたんだよぉ」ととっさに言えれば何の事はなかったのに、 それが出てこず、 しかも何を言われているのかすぐには解らず…… とっても気分が悪かった。

その後、以前通っていた映画館にも寄った。 "Wild Hogs" は、とても面白かった、少なくとも "300" よりはずっと楽しめた。 バイカーの話というよりは、middle age crisis(中年の危機?) が主題なのかも (大半が荒唐無稽なエピソードなんだけど、ちょっと身につまされる話も有ったりして:-p) あと、geek を /gi:k/ と発音する事、誉めて言う言葉ではなく、nerd(オタク) みたいな使われ方をするんだ、という事を知った。(ヘー、じゃあ俺も geek かぁ、みたいな。発音の方は、以前に secretary さんに教わっていたけど忘れていた。) 最後に出てきて、暴走族どもを諌める爺さんライダーは、Easy Rider のなんかなんだろうか。 (時計を捨てろ、とか言ってたから。)


3/17/07 (Sat): 50 と 300

水曜日にテニスをした(サマータイムの恩恵)が、ウォームアップだけで膝が笑いだした。 その日の昼休みに 2 km あまりウォーキングしたのが原因か? もしそうなら、なんだか情ない脚力ではある。 たまに泳ぐだけでは駄目なのかなぁ。しかも、先週はサボったし。

で、頑張って 50 ラップ泳ぐ。今日はプールサイダーも含めてお仲間は一人も居なかった。 曇空でちょっと肌寒かったからかも(軟弱者め。) プールの底のおチビさんたちの忘れ物がきれいに片付けられていて気持良かった。 ただ、ちょっと水温は低め。

Zack Snyder 監督の "300" を見る。"Wild Hog" が第一候補だったが、例によって trailer を見比べて急遽考えを変えてこちらに。 今回は trailer の印象の通り。 でも、その通りすぎ?ひたすらスパルタ人戦士の強さを描くばっかりで、 政治もドラマも (殆ど) 無し。ついでに兵站も皆無。(数百 km 離れた戦場へ赴くのに、食料も天幕も予備の武器も無し?) 戦闘シーンだけがやたらリアルというか生々しくて、 剣戟大好きの私でもちょっと辟易した。ペルシャ戦争のテルモピレー (テルモピライ? Thermopylai) の戦いを描くなら、もうちょっとこう「深い」ものにできそうなものだが…… 史実(というか、ヘロドトスの「歴史」)が既に劇的なんだから。 それにしても、ペルシャ側の描かれ方があまりと言えばあまり。 ペルシャの兵士は皆怪物みたいに描かれているし、王様達 (皇帝?) は趣味が悪いし。 今、国連を挙げて (あ、中国とロシアは除いて、ですが) イランと事を構えようとしているのに、無関係かつレベルの低いところで、 わざわざ揉め事のネタを増やしているような…… それやこれやで一言で言うなら駄作。 (でも、米国では評判を取っているみたい。 イラクでの混乱、イランとの膠着状態のうさばらしか?)


3/11/07 (Sun): サマータイム (Daylight Saving Time)

このところちょっと疲れ気味。で、水泳はお休み(というか忘れていた。)

例年より 3 週間早く、今日から米国はサマータイム (実はこれも和製英語もしくは Queen's English らしい)。 この夏時間への移行そのものが面倒なのに、その時期がころころ変ったりしたら、本当に大変。 (ほんとは夏時間期間延長の根拠となる法律は、2005 年に成立済みなので「ころころ」は言いがかり:-p) それにまあ、私などは時計を 6 個程時間合せするだけですけどね。 一方、コンピュータ達は Mac/Win/Linux とも事もなげに自動調整してくれた。 (どうやったのか、正直ちょっと不思議ではある。NTP は UTC に対して同期するだけですよね。サマータイムかどうかどうやって知るんだろ。) それはともかく、困るのは中途半端にお利口な奴で、 今一時間進めたら、3 週間後に忘れずに一時間遅らせないといけない。 (そやつが、一時間進めるはずだから。) 我が家の場合、これが目覚し時計なのでことさら始末が悪い。 それにしても、なんちゅう暴挙をやるかねぇ、米国議会の議員さん達。 こういう姑息な手段を弄する暇があったら、 とっとと京都議定書に調印・批准しなはれ。

Billy Ray 監督の "Breach" を見た。 リアルかつシリアスで良かったけど、今一盛り上りに欠ける。 (私の語学力のせいでなければ)演出に問題あり? それにしても、最近ネットで見られるプロモーションビデオ(trailer?) の良くできている事。この映画もその trailer に魅かれて見に行ったようなもの。 あんまり Trailer 作りに凝って、期待を膨らませすぎるのも、 長期的な観点からは不味いのではと思う。(だって、誰も trailer 信用しなくなる。)そう言えば、"Astronaut Farmer" も trailer に騙されて見に行ったのでした。で、見ての感想はこれも今一。


3/3/07 (Sat): 雛祭・池田晶子さん死去

雛祭と言っても、ちっとも実感が湧かない。日本でいささかでも「あ、雛祭かぁ」 と思うのは繁華街の商業主義のおかげだったのかも。 留守宅では、雛人形を飾っている由。但し七段飾りのうちの一番上のだけ。 まあスペースからすると仕方ないか。

もう既に旧聞に属する事かも知れないけど、池田 晶子さんが亡くなった由。 私にはおっしゃる事が最後まで理解できなかったけど、 もうちょっと書き続けて欲しかった気もする。 御無沙汰していたファンサイトを見ていたら、 珍しく池田さんに批判的な方のコメントを見つけました。曰く、

う〜〜ん?(yummy)

家にあった週間新潮をパラパラめくり何気なく読んだ「人間自身-189-」 でしたが、あまりの読後感の悪さに「池田晶子って誰だっけ?」 と思わずググってしまいました。
……
この池田晶子という人は喩えの表し方のセンスが無い人だと確信しました。
……

うーむ、なかなか手厳しいですね。池田さんには、もう少し生きて、この人に(私にも) 「喩えが下手なんではなくて、 語ろうとしている事が本当に難しいんだよ」と反論して欲しかった気がする。

先週に続いて 50 ラップ泳ぐ。 午後だったせいか、はたまたお天気が良かったからか、 プールサイドは結構な賑いで、しかも若い女性が多い。 ちっとも泳がないで、皆マグロみたいにデッキチェアに寝っころがっている。 他のプールサイダー達がゴロゴロしていると欝陶しいけど、 こちらは、まあ許す。で、本日の(プール内の)お仲間は、 ウェットスーツを着た小学生くらいのお嬢さん達二人と、別の姉弟の組。 どうも、子供達が増えると泳ぐのに邪魔という事は置いておいても、 プールの底にいろんなものが溜っていくような気がする。

ちなみに、このプールの端から端までは、28 歩。歩幅が 70 cm だとすると 20 m 近い事になって 50 ラップは 1000 m かぁ。 確かに良い運動にはなるけど、一時間もかかるんでは、そのうち億劫になるかも。


2/17/07 (Sat): やっぱり引越しは止めにした

先日素見しに行った新しいアパートコンプレックスも、Internet 接続はやはり TWC (Time Warner Cable) で、この点のメリットが無い上に、Leasing Office の人達の対応も今一。 例えば、前回一週間後なら部屋を見せられる、 と言われたので一昨日行ってみたんだけど、「今は見せられる部屋は有りません。 来週来てくれたら必ず…。 でも、その前に電話してね。(無駄足にならないように!?)」 (それは御親切に、どうも。) 一年前、会社からもうちょっと離れたアパートのいくつかを見せてもらったけど、 その時の下にも置かない歓迎ぶりとは大違い。

という事で、そこへ引越ししてもまああまりメリットは無さそうなので、 今のアパートと再契約しても良いかな、とも思うけど、件の $100 値上げが気に入らない。 「そんなに値上げするなら引越しするぞ」と言えれば良かったけど、 しかし、もはやその切札は無いので、仕方ない、意を決して丸腰で Leasing Office に行ってみた。 すると、例のタフな女性マネージャが私の対応に出てきた。 うーむ、ハナから彼女が相手では見通し暗いなぁと思ったけど、 とりあえず「$100 値上げはあんまりだ」とおずおずと言ってみた。 すると意外にも「OK、どれくらいにできるか交渉してみて、担当の XXX に後で電話させるから」等と言う(昼休みだったのかも。 それにしても、彼女が「私のために」誰と交渉してくれるんだろ。) しかし、その XXX さん、後でちゃんと電話してきた。 生憎こちらが国際電話中だったので、こちらから掛け直したけど、 なかなか好感が持てる。しかも、値上げは $50 でいい、なんて言う。 「おお、うまく値切れた」 とすっかり良い気分になって「じゃあ更新するよ」と。(本当は、 上の「おずおず」がせい一杯だったんだけど。)

でも考えてみたら、そんなにあっさり引き下がるなら、 初めから $50 アップと言えば良いのに…。 よくよく考えると、なんだかカマをかけられていただけのような気もする。


2/15/07 (Thu): 久し振りの学会

サンフランシスコで有った ISSCC へ行ってきました。 標準化の会議やチュートリアルには最近まで出ていましたが、 「学会」はもう何年になるか記憶にないくらい久し振り。 なので何を言っても、だいぶ前の話との比較になってしまうけど…。 それにしても、"The World Is Flat" で Friedman さんが仰る通り、 電気・電子系の R&D なんぞはアジア人に任せておけという事か、発表者の大半がアジア系、 もしくは中東系。とりわけ中国系の人の割合は驚く程高い。

もう一つは、ディジタル IC(CPU や メモリ)に比較して、Analog や RF(無線)の比率が凄く高くなっている。7 割方がそうかも知れない。 携帯電話が普及したおかげで、「黒魔術師」だった RF(無線)屋さんが 「普通のエンジニア」と見てもらえるようになったのがほんの 10 年程前なのに、今やディジタル屋さんを蹴落して、一躍主役の座に。 「隔世の感」というやつですね。(ほんとか?)

発表者達も概して若く、前途洋々(当分は主役の座を保てそう:-p)。 でも質問に立つ人のなかには結構年配の人が混じり、 おだやかだけど、結構手厳しい (暗に「お前さん、本当に分ってやってるの?」みたいな) 質問を放って、「おお、やはり RF の世界だ」ととても懐しい気持になりました。(何故か RF の世界では年寄が幅を効かしている…、ように思う。)

こんな風に RF の世界はアイデンティティを保ちながら、 順調に勢力を延しているように見えます。 それなのに(それだから?)諦め悪く「ディジタル RF (DRF)」なんて訳のわからん事を言い出す人がいる。 等という冗談はともかく、 「ディジタル RF−真に新しい技術か、単なる誇大広告 (marketing hype) か?」 なんてパネルセッションが持たれていたのには正直驚きました。 夕方 8 時から 10 時過ぎまでのとんでも無い時間だったけど、勿論参加。 パネリストの皆さん、ユーモアたっぷりに (しかしきっちり)自説を展開されていて、大変面白かった。 言い出しっぺ (TI) の思惑をそのまま支持する人は少なく、 すごい広いスペクトラムにわたる各人各様の定義や現状を聞いて、 余計わからなくなった:-)。曰く、

云々云々。

まあ、特定の技術というよりは 「できるだけ大胆にディジタル回路に機能をまかせよう」という "Mind Set" みたいなものかなぁ、と勝手に見当を付けました。


2/10/07 (Sat): インターネット後進国

今のアパートはハナから忌々しい事が多いけど、それがついに極まって、 来月から家賃を $100 も値上げする、と言ってきた。 引越し嫌い(ものぐさ)の私もさすがに腹に据えかねて、 「こんなアパート居てやるもんか」とばかり、新居を探し始めた…… と言えれば格好良いんだけど、 本当は、ほんの半マイルのところに、新しいアパートが建築中なので、 そこを素見しに行っただけ。

でも、もしインターネット接続が大幅に改善できるなら、 本当に考えても良いとも思っていた。何しろ、今の接続は CATV でありながら上りが遅い(公称 384 kbps)。自称パワーユーザ(オタク)としては upload 時や、外からログインした場合のレスポンスの遅さが我慢できない。 稲城の我が家の快適さ(実効速度で下り 48 Mbps、上り 27 Mbps) と比べたらまさに月とスッポン。何より Skype で、こちらからの音声だけがよく変になるのは、このせいではないかと疑っている。

こんな風にずっと気になっているので、その手の勧誘に結構ひっかかる。 いつぞやは、携帯電話のアクセサリを買いに行ったら、AT&T の ADSL にしませんか?と声を掛けられた。普段なら、"No, thank you" の一言なんだけど、ついふらふらと引き寄せられて説明を聞いてしまった。 「今はどこの使ってます?」「TWC (Time Warner Cable) なんだけど上りが遅くて…」 「そうそう CATV は上りが遅いんですよね。ADSL なら大部速くなります」(あれ、普通は反対じゃないの) 「へー、そうなんですか。で、ADSL ならどれくらい出るんですか?」 (「速くなります」と言っておきながら、数字がなかなか出て来ない。 キーボードを散々がちゃがちゃやってから) 「えーっと、300 kbps くらいです」(あほ、それじゃ、CATV とおんなじじゃあ)。

その後も、AT&T と TWC の双方からセールスの電話が何度もかかってきた。 普段は「電話が怖い」のに、この話だけは妙に力が入る。特に TWC の方は、(現行の AT&T の)電話を TWC にしませんか、 という勧誘なのに、無理矢理上りのスピードの改善の話にしようとしたりして:-p でも、なかなか乗って来ない。Web 上で "Business Class" なるものの存在を知ったが、その値段がどこにも書いてないので、 ここぞとばかり聞いてみるけど、どの人も「知らない」の一点張り。 (結局、どうも月数千ドル払って、上りを 2 Mbps にする、という話らしい。 馬鹿にするな!) その熱意も、最後に AT&T のセールスマンと「ADSL って上りは速くないでしょ」 「いや、最近は速くなってます。 Web へ行って確認して下さい」という会話をして(だまされて)から急速に冷えてしまった。 (Web に行ったってそんなもん有るはずがない。最速の "Elite コース" でも、上り 512 kbps から 768 kbps。)

で、件のアパートでも「TWC の CATV の Wideband 接続です!」 ときっぱり胸を張られてしまった。San Diego は、Communication Valley とか言われていて、通信技術開発のメッカのはずなのに、 事庶民のインターネット接続の話になると、日本(の稲城)より 100 年くらい遅れている。(最先進の韓国からだと 200 年くらいか?) 無理もない。ITU の統計によると、米国は Broadband 接続の普及率が世界第 16 位で、もうすぐフランスに追い抜かれて 17 位になる見込みなんだとか。Bush さんの功績大です。


2/3/07 (Sat): Diane Keaton

40 ラップ泳いだ。水温の設定は元に戻ったけど、水はやっぱり綺麗。 あまり水温が高くないほうが長く泳ぐには良いみたい。 心做しか、カルキの匂いも少ないような。快適。 今日は、お仲間もギャラリーも無し。

Michael Lehmann 監督の "Because I Said So" を見る。 先週、"Catch and Release" を見たし、この頃、この手のコメディを時々見る。 SiFi やアクション物を卒業しつつあるのは、ちょっとだけ大人になったという事か? いや実は、コメディーの方がセリフが圧倒的に多いから語学学習にはお得かも、という、 実に実際的な理由によるところが大きい。 (しかし、聞き取れなくて、がっかりする事も圧倒的に多い:-p)

Diane Keaton さん、最近はすっかりお母さん役ばっかりやるようになったけど、 やっぱり良いですねぇ。というか、"Bride's Father" で既にお母さんだから、今はお婆さん役というべきか。 しかし、可愛いお婆さんではある。 でも、好きな俳優さんが年を取っていくのは、ちょっと寂しくもある。 日本からの飛行機の中で見た 「釣りバカ日誌」のスーさんも、「味」はそのままなんだけど、 なんだか迫力が無くなってきて、ちょっと心配。もうちょっと楽しませてね。

同じ便で久し振りに「七人の侍」も見た。 こちらは、出演者が(その後年を取るどころか) 殆ど亡くなっているけど、やっぱり良い! 何度も見たはずなのに、見るたびに発見がある。 というか、記憶が結構ずれてきているところも有る。 勘兵衛(志村喬)が弓を引くシーンは私の一番好きなところなんだけど、 それがドシャ降りの中、という事は忘れていた。 もうひとつ、最後の田植えのシーンで勝四郎(木村功?) が田んぼに入ってないのは何で?と思ってしまった。 これは記憶が欠落したというより、自分で改変してしまったという事らしい。 うーむ、こうなると、自分の記憶にちっとも信用が置けなくなる。


1/31/07 (Wed): 自炊

朝昼晩を通じて、自分で調理したものを食べる事が多い(80 % くらい? あ、昼は、5 日のうち 3 日くらい外食する事もあるかも)。 それなりに満足しているし、内心なかなか優雅な生活だと思っている。

が、この年末年始帰省(帰国)した時、何人かの人に 「自炊しているんだって?大変だね。」と言われた。 何だか「同情」もしくは「憐愍」が混っているように聞こえたのは気のせいか? しかし、確かにそんな風に言われれると、自分でも学生時代の「自炊」 を思い出したりして、ちょっとたじろいでしまう。 その頃だって、意気軒昂だったように思うけど、 やっぱりどこかで憐愍の情を誘うような趣きも有ったかも。 でも、アパートに一人住まいしている今時の人が自分で料理を作ったら、 やっぱり自炊っていうのかなぁ。 (学生さんとおじさんの場合だけ「自炊」というきまりなのかも。)

でも、こっちへ来たばかりでホテル住まいをしていたころ、 毎晩出かけて食べざるを得なかったけど、それと比べたら、 ずっと今の「自炊」のほうが良いぞ! 郊外という事もあり、なかなか(そこそこの値段で)美味しい店なんてないし、 たとえそういう店でも、注文するものを間違えたらアウト。 注文は正しくてもできばえに「ばらつき」があるし (ずーっと中まで火が通ったメディアムレアとか、 普段の半分くらいしかないロブスターとか:-p) それに運転して帰らないといけないから、 酒を飲むのも「気にしながら」になってしまう。

なので、アパートに越してきた時は、まさに意気揚々と「自炊」 を始めたのだけど、最初はなかなか大変でした。 立派なオーブンが付いているので、これで魚を焼いてみたんですが、 でっかい空間にポツンとサンマが一匹乗った様子を見て、 「なんか変だよな」とまず最初に思いました。 エネルギーを無駄遣いしているのは明白。 実際時間はかかったけど、でもなんとか「焼き魚」にはなった。 でも、本当に大変だったのは、その後。 「焼き網?」(オーブンに備え付けの奴で、馬鹿でかい) に魚の油や焦げがこびりついてどうしても取れない。 何時間も苦心惨憺のあげく、とうとうあきらめてしまったのでした。 しかも、換気扇の出口は部屋の中に有るので、ちょっと煙を出すと煙探知器が動き出す。 それでこれやで、もう焼き魚はこりごり、と。

しかし、やっぱり魚は食べたい。たまたま買ってあった(Ikea、安物) の蓋付きのフライパンで試してみたら、 これが意外に結構こんがり焦げ目がついたりして具合が良い。 何よりも、この透明(Pyrex 製?)の蓋が良い。 煙が全く出ないし、サンマの目が白くなる、という「ひっくり返し時」 が一目瞭然。安物でも、本体は一応テフロン加工なので、後始末も簡単。 これが一大転機となり、我が家のディフォルトのおかずは、 さばとサンマの塩焼になりました。(これに、ときどきのサーモンステーキ。) ネタがアジやタイでないところが何ですが、それは贅沢。 さばとサンマなら、日本食スーパーで何故か冷凍ものがコンスタントに手に入る。 これに、でっかい冷凍庫、ディスポーザー(生ゴミ処理は魚料理の要諦) が加わってインフラは確立。

で、「米国に住んでいながら何やってんだろ」と思いながらも、 ひたすら一年近く食べ続けていると、それなりに腕前も上がってきて、 今や洗練の極み。 その成果がこれです。 (←う、こうやって見ると、やっぱり「自炊」やなぁ。 少なくとも、焼酎を湯飲みで飲むのだけは何とかしなければ。)


1/27/07 (Sat): 初泳ぎ

正月に風邪を引いてしまい、そのまま飛行機に乗って時差ボケが加わり、 また仕事も忙しくて、という事で、なかなか体調が戻らない。 特に夜よく寝られないのがつらい。これはきっと運動不足もあるに違いない、 と昼休みに時々ウォーキングの真似事を始めた。 このところ、お天気もよくて気温も上り、絶好のウォーキング日和。 しかし、これ、昼飯にアパートに帰ってうどんを食うという日課と両立しずらい。 なので、どうしても毎日とはいかない。

土曜の今日は起床して、そのまま朝食も食べずに、 10時過ぎまでずるずるとオタク日記の更新なんかやっていて、 なんだか怠惰な休日になってしまいそうな予感がした。 なので、運動不足の解消と、「ずるずるモード」のリセットを狙って、 泳ぐ事を思いついた。気温も 16 ℃とまあなんとか我慢できそう。(Linux のツールで、ほんの近所の海兵隊の航空基地の気温が分る。MacOS X の Dashboard だと 12 ℃とやたら低く出る。一体どこの気温なんだろ。)

プールに行ったら、先客が二人。顔見知りのおじさん(気の良い人だけど、 彼のシュノーケルとマスクをつけてのクロールは、私の平泳ぎより遅い) とおじいさん。 そのおじさん「きょうはあったかいねぇ」とか声をかけてくれた。 そりゃ、ちょっと前とくらべたら確かに暖かいけど、 ここ二三日よりは涼しいんじゃないの…、 と思いながらもいい加減に相槌を打っていたけど、 プールに入ったら、すごく水温が高い。 (しまった、この事を言っていたのか。)水が暖い上に、とても綺麗。 年末年始に掃除した上に、温度設定を変えたに違いない。 気持よく 32 ラップこなした。(Langdon 教授の 50 ラップを目指しているが、プールが短かい上に毎朝でもないのに、 なかなかそのレベルまで行けない。)

上ろうとしたら、最後の一往復くらいを見ていた 4 歳くらいの坊やが、 まわらぬ舌で「もういっぺんやってよ」なんて叫んでいる。 (ほんとにそう言ったのか自信ないけど) 大向うからアンコールがかかるなんて初めて。 なんだか嬉しいくらいなもんだけど、ちょっともうそんな余力が…。 苦笑いでごまかして帰ってきた。


1/20/07 (Sat): ミネラルウォーターは安全か?

San Diego は(夏は特に)殆ど雨が降らないのに、水不 足という事がない。聞くところによると、 北の方から水路で水をひっぱってきているらしい。 それにしては、夕方遅くに、 あちこちでスプリンクラで樹や芝生に水をやっている。 実際、湯水のように。豪勢なもんだ。

しかし、この水、飲み水にはあまり適しているとは言えないかも。 一度、冷蔵庫に大量に溜った氷を処分しようと、 出張の前に流しに捨てた事が有った。 帰って見てみたら、流しの底一面に白い沈殿物(蒸留残留物?)が残っていた。 安全性に問題は無いそうだけど(お役所から、 水道水の安全性レポートが送られてくる)、相当硬い水である事は確か。

私はもともと、水道水を飲まないでミネラルウォーターに拘る事には批判的。 (何より、水汲みに労力を使うなんてのは非文明的ではないか。) でも、San Diego ではそんな事も言ってられないようなので、 Arrowhead というブランドの水を買って飲んできた。(10 リットル近く入っているポリ容器を運ぶたびに、 非文明的なことをやってるなぁ、とつくづく思う。)

ところが、T-Fal の Vitesse という湯沸しを使うようになってから(速くて良いですね、これ)、 結構な頻度でその底に湯垢のようなもが溜る事に気がついた。 時には、水そのものが濁っている。 気持悪いけど、まあ水道水の沈殿物みたいなもので、命には別状ないだろう、 と半年凌いてきた。

しかし、最近になってふと思い立ち、ミネラルウォーターを "Spring Water" から "Distilled Water" に変えてみた(ブランドは同じ)。 そしたら、例の湯垢はまったく溜らない。一月掃除しなくても、 ステンレスの底はピカピカのまま。おお、これで一件落着…?。

そんわけなくて、考えてみたら今までの濁りや「湯垢」は、 藻類か何かとにかく生き物だった事になる。我が事ながら、よくぞ御無事で。 ミネラルウォーターは口をつけて飲んだら、残りは長く置いてはいけない、 と読んだ事があるけど、口をつけなくても、 どこからか菌はやってきて繁殖するらしい。 「一旦温度を上げる事が繁殖の引き金になるのかも」 などと、なんだか無理な推測をしているけど、 いずれにしても怖い話ではある。気をつけよう。 (水割り用には "Spring Water" をしつこく使っているので。)


1/18/07 (Thu): NPR/KQPS

内容もさる事ながら、実は「まあかろうじてわかる」という理由で NPR (National Public Radio) のファンです。このあたりで NPR をやっているのは KQPS ともう一局ですが、自分のアパートから聞けるのはこの局だけ。 なので、目覚しもこの放送にしています。 といっても、普段はこの目覚しのごやっかいになる事は滅多になくて、 その大部前に目が覚めてました。(トシのせいか。)

ところが、この一週間程、時差ぼけのせいで、このラジオに起こされています。 それも、すっきり目覚めるというのではなく、瞼をこじあけられている感じ。 そのせいか、News がよく聞きとれない…。 (だったら良いんですが、本当は一月近くも離れていたせいで、 聞き取りの力が落ちているみたい:-p)

その放送ですが、今朝は一旦起こされた後、 一時的に無音になりました。しかも、20 分も! あれ、ラジオが壊れたか?と思ったけど他の局はやっている。 程なくして、ニュース(解説)の真最中(まさに単語の途中)から再開。 それが終ってから、さりげなく「技術的な問題が有りました…」だと。 これが NHK さんなら、ちらりとでも画像が揺れようもんなら一大事、 「番組の途中でお見苦しい点が…」とくるはず。えらい違いです。

でもまあ、こういう「ゆるさ」も、だんだん苦にならなくなってきました。 私の「人間」がおおらかになったのではなくて、こういう"glitch" が、あんまりしょっちゅうあるから…:-p 実際 KQPS の「無音放送」はこれまでにも何度か有ったし、iTune で聞く事が多い KQED(これも NPR)も、32 kbps と 64 kpbs あるうちのどちらかは必ず落ちている。NPR の National Public には「国有」とか「公共」なんて意味は無いのかも。

そう言えば、私のアパートの近所にある交通信号ですが、 監視カメラが設置してあるとかで(いや、実際そう書いてある)、 皆さんきちんと守ります。なのに、あろうことか、こいつが時々故障する…。 私が知っているだけでも二度ありました。 全く消えてしまえば、また対応のしようがあるんでしょうが、 ちっとも変化しなくなるんです。煌々と「赤信号」がついていると、 さすがの米国人も気が引けるのか、無視しません。 (監視カメラの存在も効いているにちがいないけど。)最初は 20 分程で無事解放。二度目はもっと短かかったけど、 こちらは朝だったので、会社に遅れてしまいました。 でも、どうやって直したのか不思議。 リモートで直せるもんなら、そもそも、なんで故障するんでしょうね。


1/17/06 (Wed): San Diego だって寒い

私にとって San Diego の(数少ない)メリットは、 「気候温暖」なんですが、このところとっても寒いです。 昨日の早朝などラジオで、38 °F だ、なんて言ってました。 摂氏になおすと約 3 ℃。こらこら、約束が違うぞ! 冬に雨が結構降るらしい、というのは覚悟していたけど、 こんなに寒くなるのは覚悟していなかった。 ひどい風邪を日本から持って帰ったので、余計寒さが身に沁みます。 飛行機での避けられない寝不足と時差ボケの上に、この寒さが加わって、 なかなか風邪が抜けません。 (それにしても、よくぞジャケット持って帰ったもんだ。 風邪を引いていたからなんですが、怪我の功名というやつですね。)

ところで、これまで入居以来我が家に暖房が入った事は一度もなく、 煙や匂いが籠った時は、わざわざ強制的に ON にして、ファンだけ回していたのですが、このところ、 深夜や明け方近くには自動で暖房が入っているみたい。ちょっと安心、 あ、暖房も動くんだ、みたいな。 (入居時冷房が入らなかったので、まんざら「心配しすぎ」でも無いかも。) そんな事がわかるのも、まだ時差ボケが抜けてないからで、これが結構辛い…。

しかし、日本同様、寒い日は快晴の事が多く(普段でも晴れが多いのですが、 水平線、地平線のあたりには霞がかかっている事が多い)、 こういう日は素晴しい夕日が拝めます。 瀬戸内海の燧灘沿いの漁村の生れなので、皆が「素晴しい」と感心するのを 「海に夕日が沈むのがそんなに珍しいか?」 等と憎まれ口をたたいていましたが、 お天気によっては確かに「ほう」と思う事はありますね。 オフィスが 8 階で西向き、という事もあります。 残念ながら水平線は見えませんが、それでも、けっこう「行けて」ます。


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Taka Fukuda
Last modified: 2010-01-09 (Sat) 10:52:24 PST