オタク日記
(Mac と Linux, 2017Q2)

目次

2017-06-07 (Wed): 今更ながら macOS Sierra に (その 2)
2017-05-31 (Wed): 今更ながら macOS Sierra に
2017-05-24 (Wed): USB Ethernet Adapter
2017-05-03 (Wed): メールシステムのメンテナンス
2017-04-26 (Wed): お願いしますよ、Analog Device さん
2017-04-15 (Sat): Raspberry Pi 再訪

古い日記:
2017Q1   2016Q4   2016Q3   2016Q2   2016Q1  
2015Q4   2015Q3   2015Q2   2015Q1   2014Q4   2014Q3  
2014Q2   2014Q1   2013Q4   2013Q3   2013Q2   2013Q1  
2012 年   2011 年   2010 年   2009 年   2008 年   2007 年  
2006 年   2005 年   2004 年   2003 年   2002 年   2001 年


2017-06-07 (Wed): 今更ながら macOS Sierra に (その 2)

Sierra 10.12.5 に

Yosemite からアップグレードした時 (5/10) には、 10.12.4 だったのは間違いないし、 今は 10.12.5 が動いているので、どこかの時点でアップデートしたのは間違いないのだが、 いつどうやって上げたのか思い出せない——情け無い事に、Journal にも残っていない。なので、下のコンパチビリティチェックも、 どっちだったか確かめようがないが、とりあえず 10.12.5 でも皆ちゃんと動いている、という事で。

Lucida Grande か San Francisco か

Lucida Grande の System Font で長らく幸せに暮してきたのに、 Yosemite で、「変えたがり」の誰かが Helvetica Neue とかいうものに変えた。 私にはそれが気に入らなくて、即 Lucida Grande に戻したのだった。

Apple さんもさすがに HN が不評だと悟ったのか、それ以降は San Francisco に変えたらしい——El Capitan をスキップしたので知らなかった……。 でも私はその SF も気に入らない…… 全体的に小さくなり、加えて大文字小文字の差が大きくなったような気がする。 Sierra でもそれが踏襲されている——今回は不満が殺到しなかったのか? ともあれ、前回同様、 macOSLucidaGrande というツールを使って、無理矢理 Lucida Grande にしてみた。

そのツール (コマンド) の実行自体は大変簡単で、実行後 App を restart する毎に、その App の System Font が変わっていくらしい。 macOS の System Font を変えたい時はリブートする必要がある…… その結果:

  1. Login Prompt で、Password を入力しても (● が) 表示されない
  2. Menubar の Time Machine で、Latest Backup が更新されない
  3. System Preferences → Network → Advance で表示が乱れる

上の 1. は最初は「入れなくなったのか?」とパニックだったが、 まあ、ちょっと慣れてきた。(そもそも Known Issue だったらしい。) が、2. 以降は、少々気味が悪い。 なので、同じツールを使って、また San Francisco に戻した……

戻してリブートしたら、今度は Login 画面の文字が全て '[?]' になる、 という、これまた衝撃的な症状が出るが、どうもこれは最初の一回だけらしい。 で、上記の 1. - 3. の問題はとりあえず解消されているように見える。 ともあれ、なんだかとっても危い橋を渡っている、という気もするので、 今後、macOSLucidaGrande がアップデートされて、せめて Known Issue が解消されるまで、System Font を弄るのはやめよう、と決心したのだった。 (Yosemite の時は、問題なく Lucida Grande にできたのになぁ……)


2017-05-31 (Wed): 今更ながら macOS Sierra に

(その前に) Apple さん、お願いしますよ (の続き)

前の「お願いしますよ」 にも書いたように…… WiFi (2.4G) の感度が悪いので何とかして、と泣きついたら、 そっちは何ともしてくれず、 しゃらっと HDD を再フォーマットしてくれた……。 などという殆んど「苛め」に近い扱いにもめげず、 もういっぺん修理 (WiFi モジュール取り換え) をお願いしてみる、という私には珍しい執着ぶりのおかげで、 二度目に戻ってきた時には、感度 (Noise) は、-74 → -78 dBm と、4 dB くらい改善されていた。

しかし、その後よく見てみると、また -74 ~ -75 dBm くらいになっている。 最初確認した時に時間経過を見なかったせいなのか、 それともそもそも着実に劣化するものなのか、よく分らないが、ともあれ、 元の木阿弥——あのクソ忙しい時に、 合計で一週間以上もロスしたと言うのに……

他にも「何だかな」は有ったと思うけど、OS をアップグレードしないといけないと思い詰める程の不具合は無かったかも知れない。

上書きアップグレードで Sierra 10.12.4 に

幸か不幸か、最近 Fusion Drive が Apple のプロの手で再フォーマットされたので、(← まだ言ってる、しつこい :-p ) また、APFS (Apple File System) は、Fusion Drive では「お呼びでない」 という事なので、迷わず上書きアップグレードで行く事にした。

となれば、日々 Time Machine でバックアップを取っている事もあり、 殆んどインストーラの「言いなり」で、Sierra にできる。 (そもそも、App Store へ行く度に「Sierra に update できるよ」と言われ続けているので、今日はその誘いに乗るだけ :-)

やってみたら、確かに思惑通りだった。 但し、引っ掛かったところも少しは有って

でもまあ、とにかく reboot したら、Sierra (10.12.4) が立ち上がった。

New Features

大して期待していなかった……と言いつつ、まあ、ちょっとは興味が有った事ども:

御仕着せアップグレード

OS アップグレード中か、その後 iTunes Store でだか未詳だが、 次の App を OS と同時にアップグレードした。

Compatibilities

MacPorts

これは Darwin の major revision が上がるので、 再インストールが必要になるのは分っていた。 なので、むしろ、それをどれくらい簡素化できるか、が issue。

前の状態を一発で再現するための色々なテクニックがあるようだが、 このところ、LaTeX がらみの package を「取っ替え引っ替え」 しているので、/opt/local 以下が無闇に膨れ上っている事もあり、「完全自動化」ではなく、 必須のものから、手で入れていく事にした。

fukuda@falcon:~% port -qv installed > myports.txt
fukuda@falcon:~% lv myports.txt
fukuda@falcon:~% sudo port -f uninstall installed
fukuda@falcon:~% sudo xcode-select --install
fukuda@falcon:~% sudo xcodebuild -license
fukuda@falcon:~% sudo port install binutils bison cctools cmake \
  compface coreutils dhcp dhcping eb emacs-mac-app fish fontforge fortune \
  git gmake gnupg gnuplot javacc lua lv mod_wdgi multimarkdown nkf \
  OpenBLAS pandoc py27-gnuplot py27-numpy python36 skipfish sudo swig \
  texlive w3m wget yasm zsh bash apache2 apache24-devel aspell \
  aspell-dict-en 

実は、こんな風にすんなり行った訣ではなくて、 紆余曲折が有った……一部には自分のチョンボ、あと、明らかなパッケージミス?

PyVenv

Python-3.6 が、MacPorts で再インストールとなったので、既存の PyVenv を即確認してみたが、 pip-compile/-sync で何の問題も無し。「そう言われればそうなんだろな」と思うけど、 実際に使ってみないと危ない気もする。今のところ、iPython, Jupyter Notebook を少し触ってみただけだけど、問題無さそう。

WiFi-Tools

上に書いたように、Yosemite では、WiFi モジュールを交換したにもかかわらず、 感度は改善されなかった。Sierra に上げた理由の一つに、 ひょっとして、これが何とかならないかという期待も有った。

が、結論から言うと、2.4G でも 5G でも WiFi モジュールの感度他の性能は殆んど変わらなかった……

極初めに試験した時、5 G → 2.4G とモード変更したら、Noise が -95 → -95 dBm となって、「おお、大幅改善」と喜んだが、 これはどうもアーチファクトだったようで、何度か 5G ⇔ 2.4G の間を行ったりきたりしている間に、-78 ~ -75 dBm という元の値に戻った。

がっかり、というところだけど、それより、WiFi tools の信頼性が少し損われたような気がして、ちょっと嫌な感じ。

以下は、5G で一晩放置した後、2.4G に切り換えてさらに一時間放置した後の WiFi モジュールのモニタリング結果。Noise は、それぞれ -93 ~ -95 dBm と -74 ~ -76 dBm と大変安定している。(2.4G に関しては高め安定とも言う :-)

Monitoring Results of WiFi 2.4/5G
5G: -95 dBm; 170 Mbps / 2.4G: -75 dBm; 130 Mbps

一方で、とても心配していた WiFi の Monitor mode は、Sierra からはできなくなっているようだが、Wireshark からは従来通り何なく設定でき、 また実際にキャプチャもできている。 (但し、Menubar の WiFi のアイコンが「目玉に変わる」という趣向は無くなった。)

Wireshark Capture Interface
従来通り、Wireshark で Monitor (Sniffer) mode に設定できる

2017-05-24 (Wed): USB Ethernet Adapter

MacBook Air 唯一の問題

我が家の MacBook Air (late 2010) はホントによくできた子で、 これまで問題らしい問題につきあたった事がない。これまでに Apple さんにお世話になったのは、裏蓋のゴムが取れたのを直してもらったくらい (実は「裏ブタ総とっかえ」という大騒ぎになったけど。)

唯一の問題と言えば、USB-Ethernet アダプタが動かなくなった事くらいかな。 3 年前には動いていたのは確かなんだけど、 いつ頃から症状が出はじめたのか、記憶が定かではない。(そもそも、Ethernet で継ぐ機会というのがあまり無い。)

そうは言っても、Network の仕事で現場に出向く時に Ethernet に継がる手段が無い、というのもアレなので、 ちょっと真面目に対応してみた。

何度もやった「確認」をもういっぺんやって、アダプタを MBA のどの USB port に継いでもダメ、従って「これはアダプタが壊れているに違いない」 を再確認した。

これではどうにもならないので、自宅の目の前の PC Depot へ新しいアダプタを買いに出かけた。 そこで、 (今思えば我ながら感心な事に) PC Depot の Tech Center? でアダプタが駄目な事 (新しいアダプタならちゃんと動く事) を確認しておこう、 と思い立ち、お願いしてみた。気持よく引き受けてくれて、待つ事 30 分、 「アダプタ継いでみるだけなのに、なんで……」と不満が出そうになる頃に、 ようやく確認が終り、担当のお兄さん曰く「アダプタに問題は無さそうです。どうも、 デバイスドライバのようですね」だと。

家へ持ち帰って、諦め悪く色々やってみたけど、 やっぱりお兄さんの言う通りのようだ……アダプタを Mac-mini に継いだら何なく local network に継がった…… げっ、OS 再インストールかい。

OS (Mavericks) 再インストール

最近 Apple さんに Mac mini の「再インストール」をやられて酷い目に会ったのだった。 なので、「またかよ」てなもんで、とっても気が重いが、 考えてみれば、あっちは 2 TB で、こっちは 128 GB、 そんなに大変ではない筈、と意を決して取り掛かった。

  1. MBA の Time Machine 用 USB-HDD にパーティションを切って、 backup。 (約 3 時間。ちょっとオーバキルだったか?)
  2. 再インストール時に問題になりそうな「設定」を解除する。
    • iTunes store のアカウントを deauthorize
    • Find My Mac を停止
  3. Command + R を押しながら reboot
  4. 立ち上がった画面で、"Reinstall OSX" を選択
  5. さらに HDD を選ぶと Download → Install 開始。

途中でフォローをやめてしまって、最後のステップで何時間かかったか未詳。

とにかく、無事 reboot して、動くようになった……。

Device の変更が必要

PC Depot のお兄さんには、「クリーンインストールが必要かも知れませんね」 と言われていたので、今回の上書きインストールではちょっと心配だったが、 その心配がホントになってしまった。 アダプタを継いでも、やはり Ethernet cable が挿さってない、と言われる。

Hawk, USB Ethernet adapter with en6
従来の config では、やはりケーブルが挿さってないと言われる

ショックというかパニックになりかけたが、アダプタを Mac-mini に継いだ時、デバイスが "USB Ethernet" となっていた事を思い出し、Hawk の上でも、 それを捜し出してデバイスとして使い始めてみた。

Mac-mini のときは、何もしないでも Ethernet 接続が認識されたが、 今回はダメ。それでも諦め切れずにゴチャゴチャやっていると、 何とか動くようになった。ミソは、"System Preferences" → Network → "USB Ethernet" → Advanced → TCP/IP で、

らしい。

Hawk, USB Ethernet adapter with USB Ethernet
"USB Ethernet" だとちゃんと継がる

まったく「何だかなぁ」であるが、とりあえず Ethernet 接続はできるようになった。

幾つか残った懸念……


2017-05-03 (Wed): メールシステムのメンテナンス

我が家というか弊社のメールシステムは (とりわけ凄い機能を持ってる訣ではないのに) 維持するのに手間暇が相当かかる…… とりわけ、 サーバの引越しなんかでは、 Dovecot/Postfix/Procmail/Mailman のケアに殆どの時間が費やされる。なのでその都度「骨折り損の草臥れ儲け」 だと痛感、「これはちょっと整理しなくては」と決心するのだが、 曲がり形にも動くようになったら、早速「喉元過ぎれば……」になってしまう。

Mail Security は大変

前にもぼやいたような気がするが、ツールやサーバ群はどんどん進歩しているのに、 メンテナンスがちっとも楽にならないのは、 セキュリティがらみ要求もどんどん高まっているからだろうと思う。

あんまり込み入っているので、ちょっと真面目に記録に残した方が、 結局は時間の節約だろう、と思って 頑張って書いた「絵」が、 さっそく古くなっているの気がついた……(今は .forward は使っていない)。ちょっと面倒だったけど修正して再掲。

Mail System Configuration
自宅外サーバのメールシステムの概要

この図の左の方のネットワーク越しの SSL/TLS アクセス (SMTP/587 と IMAPS/993) が今回の話題。

Wanderlust が不調

Mac でハック の応用編がなかなか出てこないのは、Wanderlust (WL) のせいです :-p。結構面倒臭いので、私のように、 頻繁に使うメールアカウントが四つくらいもあり、さらに幾つか ML を購読している、なんていう昔ながらのメールユーザでもなければ、 そのメリットは実感できないだろうし、つぎ込んだ労力もペイしないだろう、 と思った訣。(自分でもペイしているかどうか未詳 :-)

この一年余りは安定しているし、package パッケージでほぼ自動でアップデートできるようになったので、 そろそろ、(余計なお世話の) Mac でハック (応用編) に書こうかな、 と思っていた。(唯一の「不満」は、package で、 アップデートした直後は何故か IMAP が働かなくなる事くらい。)

しかし、最近、アップグレードの後、再起動してもやっぱり動かない、 という事があった。MBA に Wanderlust + EmacsMac.app の環境があるし、Mail.app でも、宅外サーバや、gmail.com の Dovecot (や Gimap) にアクセスできるので、然程慌てずに、ゴチャゴチャやってると、 しばらくして package がアップグレードされたか何かで、また動くようになった。

が、その時の「ゴチャゴチャ」が不味かったのか、さる ML のフォルダが読み込めなくなってしまった。 "Resuming Thread Structure" というメッセージが出っぱなしとなり、コントロールが戻って来なくなる。 一度、しばらく待って見ようと思って、4-5 時間放置しておいたら、 EmacsMac.app のメモリ専有量が 6 GB まで行ってそのままハングしていた……パニック! よりにもよって、それが起きたのは、 ltspice という ML (Yahoo groups) で LTspiceIV for Mac がアップグレードもインストールもできなくなった頃だったので、 これはとっても焦った。結局

  1. Mail.app に otacky.jp のメールアカウントを再度開設。 そこから問題のありそうなメッセージを消していってみた。 しかし結局全部消してしまう事になったが、それでも問題は解決せず。 (Mail.app では全部消えているのに、WL から見ると 3000 くらいもメッセージが残っている事になっている。)
  2. ~/.folders 内で、件のフォルダを削除。 これもフォルダを作り直せば元の木阿弥。
  3. emacs から elmo-cache-expire-by-age 14 を実行して、3 GB 近くあった ~/.elmo/cache を 18 MB くらいに減らした。 こうした直後も、一時的に「3000 くらい残っている」という表示が残って ガッカリしたが、そのうちに実数を表示するようになった。(その間にも、 ML にはメッセージが上がってくるので、ゼロではない。)

という事で、ようやくそれらしい動作が戻ってきた。

IMAPS と GnuTLS

しかし、その四苦八苦の中で、見過せない現象を見てしまった…… EmacsMac.app の*Messages* バッファで改めて再現させると

Resuming thread structure...done
Opening TLS connection to ‘imap.otacky.jp’...
Opening TLS connection with ‘gnutls-cli --x509cafile nil -p 993 imap.otacky.jp’...failed
Opening TLS connection with ‘gnutls-cli --x509cafile nil -p 993 imap.otacky.jp --protocols ssl3’...failed
Opening TLS connection with ‘openssl s_client -connect imap.otacky.jp:993 -no_ssl2 -ign_eof’...done
Opening TLS connection to ‘imap.otacky.jp’...done
Selecting %inbox:fukuda@imap.otacky.jp...done
Checking folder diff...done
Updating marks...
	      

つまり、gnutls-cli で、プロトコルを変えて二回チャレンジして失敗、 三度目で openssl に変更して、ようやくログインに成功した、という事らしい。 (しかし、これは cafile が nil になっているので然程不思議ではない。)

という事で、falcon にもとから有る ca file で手動で試してみた……

fukuda@falcon:~% gnutls-cli --x509cafile /opt/local/etc/openssh/cert.pem  -p 993 imap.otacky.jp
Error setting the x509 trust file
Resolving 'imap.otacky.jp:993'...
Connecting to '128.199.138.76:993'...
- Certificate type: X.509
- Got a certificate list of 2 certificates.
- Certificate[0] info:
    .....
	Public Key PIN:
		pin-sha256:EL50cKdw2UTywDXQQos8RMw9SPul2zHwhJS2Wda3aks=
	Public key's random art:
		+--[ RSA 2048]----+
		|   +o ..  o.     |
		|  . .... o       |
		|     .+ o .    . |
		|       O . . . .o|
		|      o S E o . o|
		|     . . o o   . |
		|      . . o .   o|
		|         o  . +..|
		|        .... + ..|
		+-----------------+

- Certificate[1] info:
 - subject `CN=Let's Encrypt Authority X3,O=Let's Encrypt,C=US'....

- Status: The certificate is NOT trusted. The certificate issuer is unknown. The certificate chain uses insecure algorithm.
*** PKI verification of server certificate failed...
*** Fatal error: Error in the certificate.
*** handshake has failed: Error in the certificate.
	      

となる。この "The certificate is NOT trusted." にすっかり騙されてしまい (というか私の勝手な勘違いだが) サーバ側の certificate がマズいに違いないと思い込んでしまった。

そのあたりのすったもんだは措いて、また Google さんに尋ね回っての四苦八苦も扨措いて、結局その勘違いに気付いて、 自分 (falcon - EmacsMac.app) の側の ca file 新しいものにしてみる事に。 (唐突に Python なのは、たまたま最初に行き当たった入手方法だっただけです :-p)

fukuda@falcon:~/pve36% . bin/activate
(pve36) fukuda@falcon:~/pve36% pip install certifi
Collecting certifi
  Using cached certifi-2017.4.17-py2.py3-none-any.whl
Installing collected packages: certifi
Successfully installed certifi-2017.4.17
(pve36) fukuda@falcon:~/pve36% python
Python 3.6.1 (default, Apr 24 2017, 04:48:47)
[GCC 4.2.1 Compatible Apple LLVM 7.0.2 (clang-700.1.81)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import certifi
>>> certifi.where()
>>> '/Users/fukuda/pve36/lib/python3.6/site-packages/certifi/cacert.pem'
fukuda@falcon:~% sudo mkdir /opt/local/etc/gnutls
fukuda@falcon:~% sudo cp
    /Users/fukuda/pve36/lib/python3.6/site-packages/certifi/cacert.pem  \
    /opt/local/etc/gnutls/
	      

のようにセットしておくと、これを使って

fukuda@falcon:~% gnutls-cli --x509cafile /opt/local/etc/gnutls/cacert.pem  -p 993 imap.otacky.jp
Processed 154 CA certificate(s).
Resolving 'imap.otacky.jp:993'...
Connecting to '128.199.138.76:993'...
- Certificate type: X.509
- Got a certificate list of 2 certificates.
- Certificate[0] info:
 - subject `CN=www.otacky.jp', issuer `CN=Let's Encrypt Authority X3,O=Let's Encrypt,C=US', .....
    .....
	Public Key PIN:
		pin-sha256:EL50cKdw2UTywDXQQos8RMw9SPul2zHwhJS2Wda3aks=
	Public key's random art:
		+--[ RSA 2048]----+
		|   +o ..  o.     |
		|  . .... o       |
		|     .+ o .    . |
		|       O . . . .o|
		|      o S E o . o|
		|     . . o o   . |
		|      . . o .   o|
		|         o  . +..|
		|        .... + ..|
		+-----------------+

- Certificate[1] info:
 - subject `CN=Let's Encrypt Authority X3,O=Let's Encrypt,C=US',.....
- Status: The certificate is trusted.
- Description: (TLS1.2)-(ECDHE-RSA-SECP256R1)-(AES-256-GCM)
- Session ID: DE:77:99:7A:FF:B9:AC:73:AE:C4:25:EE:1D:15:A4:E4:5D:18:3E:4A:D5:05:DD:4A:58:8B:11:D7:11:E9:B6:C7
- Ephemeral EC Diffie-Hellman parameters
 - Using curve: SECP256R1
 - Curve size: 256 bits
- Version: TLS1.2
- Key Exchange: ECDHE-RSA
- Server Signature: RSA-SHA256
- Cipher: AES-256-GCM
- MAC: AEAD
- Compression: NULL
- Options: safe renegotiation,
- Handshake was completed

- Simple Client Mode:

* OK [CAPABILITY IMAP4rev1 LITERAL+ SASL-IR LOGIN-REFERRALS ID ENABLE IDLE AUTH=PLAIN AUTH=LOGIN] Dovecot ready.
. login fukuda PASSWORD
. OK [CAPABILITY IMAP4rev1 LITERAL+ SASL-IR LOGIN-REFERRALS .....] Logged in
. select inbox
* FLAGS (\Answered \Flagged \Deleted \Seen \Draft unknown-0 $Forwarded $NotJunk $Junk)
* OK [PERMANENTFLAGS (\Answered \Flagged \Deleted \Seen \Draft unknown-0 $Forwarded $NotJunk $Junk \*)] Flags permitted.
* 1674 EXISTS
* 0 RECENT
* OK [UNSEEN 1626] First unseen.
* OK [UIDVALIDITY 1252205310] UIDs valid
* OK [UIDNEXT 71999] Predicted next UID
* OK [HIGHESTMODSEQ 7067] Highest
. OK [READ-WRITE] Select completed (0.000 + 0.000 secs).
....

のように、手動で IMAP4 でログインできた。

なんだ、それだけ事かぁ——元から有った certificate が、 "let's encrypt" (imap.otacky.jp) や、 "Google Internet Authority" (imap.gmail.com) が発行した certificate を認証できるものではなかっただけの事。

解ってみれば「それだけの事」だけど、それを lisp で書き表す方法が分らない……tls.el にある tls-program にパラメータを渡せば良いのだろうけど、どうやるのか見当もつかない。 Dennis さんのページ にそれらしい事が書いてあって、 実は詳細はよく分らないのだけど、真似して書いてみたら、 一発で上手く行ったので、これで良い事にする :-p。 上の「ログインするごとに .elmo/cache を expire させる、とい うのを合わせて、

# ~/.wl
....
;;;; **** security ******
;; (setq tls-checktrust t)
;; (setq gnutls-verify-error t)
(let ((trustfile "/opt/local/etc/gnutls/cacert.pem"))
  (setq tls-program
	`(,(format "gnutls-cli --x509cafile %s -p %%p %%h" trustfile)
	  )))
(setq elmo-imap4-default-authenticate-type 'clear ;; 2016-09-16 (Fri):
       elmo-imap4-default-stream-type 'ssl
       elmo-imap4-default-port '993)
;; 2017-05-01 (Mon):
(elmo-cache-expire-by-age 14) ;; default is 50 days
	      

まとめ

当初設定した際にいい加減にしていた事も含め、SSL/TLS によるログインに関する「現状」をまとめておく。


2017-04-26 (Wed): お願いしますよ, Analog Devices さん

このところ、どうも LTspice IV for Mac の調子がよくない。

大分前から、自動アップデートに失敗するようになり、 おかしいなぁと思っていた。しかし、本体は (細かい不具合はともかく) まあまあ動いているようだし、これをすぐ必要とするプロジェクトも有って、 そのまま使ってきたのだった。

ただ今回 (久し振りに) デバイスの登録をしようとしたら、 色々と「あまり細かいとは言えない不具合」が出てきた。仕方ないので、.TRAN (過渡) 解析は諦めて、お絵描きだけして、お茶を濁した。(接続図は PC 向けの LTspice IV より断然キレイなので……)

LTspice Schematics
LTspice for Mac の接続図は美しい……
(過渡解析を狙っていた回路ではありません)

それも一段落したので、さて、よくみてみよう、となった訣。

が、これがまた「どうにもこうにも」という体たらく。

万策尽きて、「しようがない、Windows 版の LTspice XVII へ移行するかな? (こっちはちゃんと動いているし、アップデートもできる)」 と思ったが、その前に一言文句を言ってやらねば、と、 MyLinear へ行って、(そこから、日本のサイトに飛ばされて) 「質問」欄にクレームを書いてみた。

実は前にも一度書いた事があるが、梨の礫だったので、 今回も返事は期待してなかったが、なんと翌朝メールで返事がもらえた。 それによると、

なんだとか。

そう言えば、AD が LT を買った、という記事を最近見た気がするが、 こっちへの影響を全く連想できなかったよ。 「それは大変だったろうな」とは思うけど、「全く動かない (多分意図的にインストール不能にしてあるのだと思う) アプリをサイトに置いたままにしてるのはどうよ」 という苦情の返事を書いておいた。

「(告知できなくて) 申し訳ない」と言っているのに、 怒りをぶつけるとは、なんだかクレーマーになった気分だが…… それはともあれ、こちらは「どうしたもんじゃろのう」状態。 LTspice という名前のせいで、 AD さんからは蔑ろにされるんだろなぁ……。ADspice って名前を変えてもいいから、なんとか Spice for Mac のサポートを続けてくれないかなぁ、 Analog Devices さん!


2017-04-15 (Sat): Raspberry Pi 再訪

最近またぞろ Raspberry Pi を触っている。(何と、われも工房の受託がらみ……)

RasPi の OS インストールやその上でのプログラミングにはかなり慣れていた筈なのだが、 間が開くと、対象がどんどん新しくなる上に、 自分の記憶が加速度的に曖昧になる事が相俟って、結構右往左往させられる事も多い。 なので、インストールメモの形で操作マニュアルを書いておく。

前提と目標は

OS イメージのダウンロード・インストール

ブート・設定

上のおまじないのおかげで、Display や Keyboard を直接継ぐ事なく、Ethernet 越しにアクセスできるようになっている。

環境整備

新設したアカウントを使って、さらに環境整備:

まとめ


128/1,059,457 Valid CSS! Valid HTML 5.0
Taka Fukuda
Last modified: 2017-06-12 (Mon) 04:56:47 JST